rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

雷・虹・雷・雹

2023-04-16 22:38:06 | 空・雲・星・太陽たち
今日は一日中、不安定な空模様だった。
昨夜からの雨はほぼ止みはしないけれど、強弱を変動しながら降り続き、夕方近くには雷が北から押し寄せてきた。
雷が去ると、東の空にはゆったりと弧を描き薄い虹が掛かった。
家人が虹の知らせを運んできて、窓から虹を見た後、家の近くにいた人たちも空を見上げている様子から、人が自然の織り成す美しさに見惚れる純粋さがある種の救いだと感じられた。
そしてすっかり日が暮れたころ、また雷が鳴り出して、ばらばらと雹が落ちてきた。
なんとも落ち着かない空模様だ。
今もまた、遠雷が鳴っている。
春の天気はめまぐるしく変わり、植物や動物に成長を促しているようだ。
一方、人間たちは、もはやこの自然の促しに応じる元気はないようで、どこか生きることから背いているかのように見えるのは、杞憂なのだろうか。

続・2022年12月14日 ふたご座流星群極大期

2022-12-15 22:21:28 | 空・雲・星・太陽たち
さて、昨日のふたご座流星群の観測の後半。
家の中で暖をとってから、22時45分にまた外へ星を見に行く。
月が昇ってきたので、椅子の向きを南西に向けて見る。
しっかりとした軌跡を描きながらの流れ星が、あらゆる方向に流れ落ちる。
何個見られたのか、カウントするのを途中で忘れるくらいだ。
北西に白い光を放ちながら流れて最後に緑のきらめきを放った火球、西の空高くから長い軌跡を描きながらピューッと落ちた流れ星が特に印象深かった。
24時になるまで見ていたが、風も収まった後半は、黒味がかった濃紺の空が澄み渡り、星たちの輝きをいっそう引き立てていた。
また来年も、こうしてふたご座流星群を堪能できることを願っている。

2022年12月14日 ふたご座流星群極大期

2022-12-14 22:36:41 | 空・雲・星・太陽たち
今、ふたご座流星群の観測をしてきた。
雲はかかってないけれど、とにかく北西の風が強い。
体感的には、氷点下。
けれど、その程度ではめげない。
カイロを貼って、昨夜よりも寒さ対策を強化。
21時50分より40分間、空を見上げた。
視力が衰えたせいもあって、控えめな流れ星を察知できないから、派手めな流れ星を8個確認。
多分1個は、火球級だと思っている。
私の前に15分ほど見ていた家人は、13個確認したそうだ。
「タイミングが悪いね~」など、薄々気がついていたところを深掘りされて、さらに奮起し、いったんこうして暖を取りながら休んで、また見に行こう。
果てさて、どれほどの流れ星に出会えるだろうか、楽しみでいる。

2022年12月13日 ふたご座流星群

2022-12-13 22:44:45 | 空・雲・星・太陽たち
昼過ぎまで雨が降り、なかなか雲が切れなかったが、日が暮れるころには雲はほとんどなくなっていた。
まずは、YouTubeの星空ライブカメラで様子を見ながら夕食をとる。
そこそこの頻度で流れ星が流れるではないか。
かなりの超経路な流れ星もあり、期待が高まる。
20時45分ごろ、完全防寒を決めて外へ出た。
ところが、雨の名残で靄が掛かりだして、どうも視界が悪い。
それでも天頂を速い流れ星が一つ横切ったので、少し満足。
いったん引き上げて、22時に東の窓から空を見る。
月が出てきたので、空がうっすらと明るい。
そんな明るさにも負けない流れ星が、月の横を流れた。
さて、もう一度外へ出てみよう。
白い息を吐きながら見上げる夜空は、寒いところがまたなんともいえないよさがあるものだ。

2022年11月18日 しし座流星群

2022-11-19 23:11:19 | 空・雲・星・太陽たち
2022年11月18日の昨夜、23時30分から24時までしし座流星群の観測をした。
夕方に雲が空を覆い、流れ星を見られるか危ぶまれたけれど、21時過ぎたころには雲がすっかり消えていた。
放射点が視界に入る23時30分、ダウンのコートを着込んで外へ出た。
風もなく穏やかに、満天の星を頂いた夜空が広がっている。
できることなら家から少し離れた視界の開けるところに移動したいところだが、近年増え続けているイノシシが出没した痕跡があるので、家のそばで星を眺める。
虫の音もまったくなく、遠くで鳴り響くバイクの唸る音と、時々なにやら獣が移動するときにこすれる草木の音だけ。
後は、航空機が点滅しながら空を渡るときの音も聞こえた。
空を見上げ始めて15分位した時に、南の空に東から西に流れる星が一つあった。
それから10分ほどして、北東の高い位置から南にかけて長い軌跡を描きながらまた一つ星が流れた。
極大期を過ぎてのこの収穫は、かなり良いといえるだろう。
満足して、今年のしし座流星群を見納めすることができた。
次は、12月14日が極大期のふたご座流星群を楽しみに待とうか。