El Sol se Recuesta

バチルス・サブチリス・ナットーの日記

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【福島の峠】♯17 御霊櫃峠

2010-10-17 01:28:16 | 自然
「御霊櫃峠」

ごれいびつ峠と呼ばれるこの峠は、郡山市多田野町と湖南町とを結ぶ峠。
冬期間は積雪のため通行止めとなる峠だが、毎年5月下旬から6月上旬にかけて、頂上一帯に
ツツジ・ドウダン・翁草・石楠花などの花が一面に咲き乱れることで有名。
また天気がいい日には、峠からは東に安積平野、西に猪苗代湖を望むことができ、郡山市の
観光スポットとして整備されている。

さて、そんな御霊櫃峠であるが、
歴史の表舞台にその名を記されたのが、「前九年の役」というから驚きだ。
平安時代の奥州一帯を巻き込んだこの戦役で、鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)が
賊徒を征敗し、郷土鎮護のため御霊の宮をこの地に建立したが、賊徒の怨霊のたたりでこの多田野に
五穀が実らなかった。
困った村人たちはこの御霊を山上の石櫃に鎮祭し祈願したところ、作物が実るようになり、人々は
平穏に暮らすことができるようになったという。
それ以来、この御石を御霊櫃と崇めるようになり、峠を御霊櫃峠と呼ぶようになったという。

現在でも峠の中腹に「櫃石」と呼ばれる巨石があり、御霊櫃林道から数メートル歩けば、
その姿を見ることができるので、一度は見ておいてもいいだろう。


ところでこの峠は、南に三森峠があり、山頂付近は登山道となっていて北の額取山から三森峠まで
「奥の細道遊歩道」となっているはずなのだが、三森峠方面への遊歩道は途中で消えているようだ。
以前は旧三森峠頂上と繋がっていたのだが、 旧三森峠が廃道となったので行けないらしい。
辿る人も少なかったので、廃道化されたのかもしれない。





御霊櫃峠頂上へは、乗用車でも行くことができるが、狭隘な幅員なため離合に難儀する。
しかも、思いのほか車の通行量も多いので慎重な運転をお勧めする。
そのときの模様を撮影してきたので、参考にされたし。↓


【福島の峠】♯17 御霊櫃峠

【第5回MMD杯本選】GSX-R1000 vs YZF-R1

2010-10-16 00:57:59 | 愛車のこと
あ”~!
バイク買おうかな・・・。

motoGP見るたびにバイク熱がぐつぐつと再燃する。
いいよなバイクって、人馬一体って感じで。

初めて買ったのが高校ん時。
友人に譲ってもらった、SUZUKI TSハスラー50
当時は30km/h規制なんぞなかったから、最高速度80km/hは出たんだよ。
排気量50ccの原チャリだぜ?
今ならありえねぇけどさ、当時はそれがデフォ。
笑っちゃうぜww

お次は、HONDA VT250F
排気量250ccでV型DOHC2気筒。
フロント16inch,リア18inchっていう当時としては斬新なスタイルで、YAMAHA RZ250と双璧をなす
バイクだった。
小径フロントタイヤのおかげで、コーナリングがクイックでほんと曲がる曲がるww
でもコレ、ちぃーっと気を抜くと
「スコーン!!」てな感じで簡単にすっ飛びやがったっけな。。。
おもしれぇバイクだったぜ。

次が、HONDA CBR250RR Hurricane
DOHC4気筒、カムギアトレインでレッドゾーン18000rpmって変態バイクだった。
実際、10000rpm以上ぶん回す場面なんぞほとんど無くって
せいぜい高速道路でまわしたくらいだったさ。
それだって、おっかなくてレッドゾーンまで回せんかった・・・。
100km/hからの加速がほんと変態ww
それがツアラーだもんな、レーサーレプリカと代わり映えしないじゃねぇか!
っていう、いいバイクだったぜ。

次!
YAMAHA FZR400
これは、保安部品取っ払ったレーサーで、スポーツランド菅生の練習走行で全損させちまった・・・。
だからほとんど乗ってないさ。

次!
YAMAHA TZR250
こいつは2ストのレーサーレプリカ。
これもおっかねぇバイクだったな。
とんでもねぇ加速!
いやしかし!
そのくせ、大径フロントブレーキのおかげで止まるわ、曲がるわで、こいつもいいバイクだった。
後続を走る奴には不評だったけどねww
「てめぇ!汁飛んでんぞぉ!最後尾走れぇ!ww」
とはよく言われた。(笑)

おまけにもうひとつ。
HONDA NSR80
いわゆる「Nっぱち」ってやつ。
80ccのレーサーレプリカなんだけど、これがまたかわいいくらいに小さい。
「Nご」っていうNSR50とボディサイズはおんなじくらいで、簡単に膝することができた。
いまでも中古市場で出回ってるけど、いい値段で売ってるなww

でかいバイクもいいけど、「Nっぱち」ならもう一回買ってもいいなww
こんな職人さんがつくった動画見ちゃうと、ほんとまたバイク乗りたくなるぜ!

【第5回MMD杯本選】GSX-R1000 vs YZF-R1

【福島の峠】♯16 諏訪峠 県道67号線

2010-10-15 21:59:08 | 自然
8月某日、郡山市湖南町中野から須賀川市守屋を結ぶ峠、
「諏訪峠」
を撮影してきました。


スタート地点はA地点、ゴール地点がBです。


冬期間は積雪のため通行止めになる峠なので、夏限定でしか通行することができない峠。
福島県道67号線でもあるこの峠は、「諏訪峠」という名称が歴史に現れたのは意外に古く、
天喜年中(1053~1057)のころと言われている。
源義家が安倍貞任(あべさだとう)・安任(やすとう)征討の時に、戦勝祈願して
峠に諏訪神社を勧請して祀ったのが由来だという。

これより南西に「勢至堂峠」があるが、この諏訪峠とともに猪苗代湖からの荷役交通の要所であったらしい。
会津藩御用達の荷役が白河街道を経て、猪苗代湖を利用した船便で現在の舟津に運ばれてくるのであるが、
冬期間ともなると、積雪の心配が出てくる。
とはいえ、雪が積もったからと言って商荷を止めるわけにはいかない。
実際、当時は雪崩や吹雪による遭難の心配は、現在の比ではなかったようだ。
当然である。
徒歩にて荷を運ぶか、せいぜい馬に運ばせるのが関の山であったからである。

となれば、積雪の少ない峠が有利となるのは必至で、諏訪峠はその点で有利であった。
現在の諏訪峠は、狭隘な幅員で通行量も少ないため、冬期間の除雪等の手入れは行われていない。
(狭隘なため、除雪車が入れないという理由か?)
であるから、どれほどの積雪量があるかは知る由もないが、
厳冬の勢至堂峠を考えれば、歴史的事実もうなづける。
このことにより、諏訪峠経由の荷回しは増え、荷扱いをめぐる路線争いというトラブルが度々あったそうだ。

明治になると会津藩の規制が解け、さらに諏訪峠の荷扱いは増えたそうだが、諏訪峠より北の三森峠が中通りへの
メインルートとして絞られ整備されてからは、その役割を終えたという。


歴史的考察はこのへんで・・・。

現在の諏訪峠は全線舗装化されていて、普通乗用車での通行は難なくできる。
しかしコレ、林道だった路線を舗装化しただけの路線なので、幅員は4mと狭い。
撮影時も2~3台の乗用車と離合しているが、どちらかが譲らねば離合すら困難な箇所ばかりで
ところどころに待避所があるといった具合。
タイミングよく待避所での離合になれば、これほど楽なことはないが、そうは行かないものだ…。

初めてこの峠を越えたときのことを、よく覚えている。
あれは、私が中学生のころ。
仲間3人で三森峠を目指していたのであるが、どこでどう間違ったのか、この諏訪峠に入り込んでしまった。
当時は全線砂利道で、峠に至るまでの時間はやたら長く、酷く疲れた記憶がある。
しかし、峠にたどり着いたとき切り通しから猪苗代湖が見えたときは達成感で一杯になったものだ。
現在は木が生い茂り、とても猪苗代湖を望むことはできないが、峠に達した時の満悦感はたどり着いた者でしか
味わえない。
話を中学生当時に戻すが、あの後猪苗代湖畔を巡りながら国道49号線で郡山に戻ったが、
中山峠で自転車の前輪がグニャグニャに歪んでいた。
諏訪峠でスポークが何本も折れたんだろう。
中山峠を勢いに任せてビュンビュン飛ばしていると、脇によってきたライダーに
「ほれ!今60km/h出てるぞ!」
とメーターを指差し話しかけてもらったのが、妙に嬉しかった。


そんなやんちゃなころの思い出を辿りながら撮影してきたのが、今回の動画。
ニコニコ動画版でどーぞ!


【福島の峠】♯16 諏訪峠 県道67号線


羽鳥湖高原音楽祭

2010-10-09 10:56:02 | 音楽
さ…さびぃーっ!

いま、羽鳥湖高原「レジーナの森」に来てるよ。
でも生憎の雨&風…。
さみぃよ…。(ρ_;)

これからサウンドチェックです。
楽器が温まりませんよ。(・_・;)

でもまぁ、紅葉始まってるし、空気はおいしいしさ、楽しみますよ☆

上海アリス幻樂団