クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

実行すれば其処に何でも起こります

2022年05月07日 | ブログ

私が現役の時、周りの人から「評価を下げたくなければ何も仕事をしないことだ」という言葉をきいたことがあります。これは極端で、面白みを加えた保身についてのごくごく一面での捉え方ですが、間違いでないことも確かです。何故なら、仕事をすれば失敗は起こり得ますしそのことで責任を取らされたり、酷ければ降格になったりすることさえもあるでしょう。しかし、だからといって仕事をしないで良い理屈は全く存在しません。昨日、初めての挑戦を始めました。コンクリート縁石にインパクトドライバーを使って穴を通す作業です。専用のドリル刃を購入していましたがそれはモルタル、レンガ、ブロック用と記載されていてコンクリートに使える旨の表示はありませんでした。購入店で尋ねた時はOKとの返事を貰ってはいましたが、その時の店員さんがあまり自信がないような表情であったことから私には使用についての不安がありました。使用開始しても穴はあまり作れなかった為、中止してネットで調べてもみましたが、答えを見つけ出すことは出来ませんでした。コンクリート用と記載された刃がちゃんと店には置いてありますので、やはりそれを購入する必要があるのかな、との思いが募りました。しかし、ダメ元を覚悟して穿孔を続けていますと、だんだんと穴は作っていけました。ところが今度はインパクトドライバーの電池切れです。幸い私は同一の電池を予備として所有していますのでそれに付け替え、それまで使用の電池は充電に入りました。それからあまり使用時間が経過しない内に付け替えた電池も消耗してしまいました。コンクリートに使うため、かなりの電力を消費していくことが分かりました。1カ所に穴を作るのに結果的には相当な回数、電池交換をし続けました。更にあと1つのトラブルは、深く入ったドリル刃がコンクリート縁石から抜けなくなったことでした。ビクともしません。充電済の電池を装着して試みても同じでしたので遂にはドライバー本体を取り外して、刺さった侭の刃をモンキースパナで対応しました。苦労の末、漸く解決することができましたが今度は別の難題が。刃の長さが厚さ10cmのコンクリート縁石を突き通せないのです(着手前から分かっていたことではありますが)。反対側から穴を開ける必要が出てきました。曲尺を使用して慎重に線を引き、それに基づいて該当の場所を決め穴開けに入りました。結果、何とか貫通させることが出来ました。もう1カ所、同じ穴を作らねばなりません。忍耐、労力、時間との闘いが再び待っています。


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