クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

トマト、ゴボウ、納豆そして芋焼酎

2016年11月27日 | 社会
私が若い頃はトマトもゴボウも納豆も強烈な個性を持ちその存在感は確固たるものでした。それぞれに備わった強い臭い、風味が魅力でした。しかし、今、それらは全く、といってよいほど感じません。皆が丸くなり、おとなしくなり、無口になり本質を棄ててまで人に好かれることに懸命です。何れの物も口にしていてそれを食べている実感がありません。私としてはそれは残念至極で物足りません。あくどい程のあの味わいが実に懐かしいです。その点、薩摩の芋焼酎は矜持を持って生き続けています。立派。