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志布志市 「うなぎ動画」 女性団体が抗議

2016-10-14 09:07:43 | これでいいのか鹿児島

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 報道によると,鹿児島県志布志市は,視聴者から苦情が殺到したとして,制作したふるさと納税PR動画「UNAKO」を動画投稿サイト「ユーチューブ」から削除した。特産のウナギを少女に擬人化して登場させた作品である。

 先月,志布志市は,YouTubeで公開したふるさと納税PR動画「UNAKO」は,特産のウナギを少女に擬人化して登場させた作品である。公開直後から,「女性差別的だ」「少女監禁事件を連想する」との批判が相次いだ。抗議の電話は全国からかかり、その9割が女性。声の感じから、多くが年配女性だったという。 

 この動画について女性団体が13日,女性の人権を守る団体の代表ら8人が志布志市役所を訪れ,担当の課長らに直接抗議した。そして,市長宛ての抗議文を手渡した。志布志市によりますと,13日までに253件のクレームがあったという。だが,ふるさと納税の寄付件数に影響は出ていないということである。


【削除された動画】 鹿児島県志布志市 ふるさと納税PR動画「UNAKO」

 

  物議を醸した動画「UNAKO(ウナコ)」は,志布志市への「ふるさと納税」の返礼品である「養殖うなぎ」をPRするものとして公開された。
   水着姿の女性が「養って」と話しかけ,そこからプールでの生活が始まる。。最後に水着姿の女性はうなぎを擬人化したものであることが明かされている。ネット上では公開直後から,「女性差別的だ」「少女監禁事件を連想する」との批判が相次いだという。

 志布志市港湾商工課によると,動画は広告代理店に制作を委託した。配信時間は約2分で9月21日から公開。ふるさと納税の返礼品で人気が高いウナギをスクール水着姿の少女に擬人化させ,プール内で1年間養殖し,出荷するという内容。少女が「養って」と訴えるシーンなどに「性差別だ」などという書き込みがインターネット上で相次ぎ,市には匿名で苦情が寄せられたという。

 市の担当者は「志布志市の天然水でウナギを大切に育てていることを伝えたかった」と説明。その上で「人権侵害などの意図は全くなく,視聴者に対して説明不足な点があった」と弁明しているという。

 

 

               

                 ※動画「UNAKO(ウナコ)」からピックアップ


>>>ふるさと納税のPR動画が抗議で中止――。鹿児島県志布志市の騒動が話題になっている。
       出典: 日刊ゲンダイ 9/29    http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190668

「ご意見のメールは23日に1通、24~26日の3日間で約120通に達しました。お電話は26日だけで50件。その9割が抗議でした」とは同市ふるさと納税推進室の担当者。

「映像で少女が『養って』と呟く場面があります。市としてはうなぎの『養殖』をもじったつもりですが、“男が女性を養うものと決めつける性差別だ”“女性を飼育や監禁している”“気持ち悪い”“もううなぎは食べない”といった批判が殺到したのです。少女がうなぎに戻る展開に“あの子はかば焼きになって食べられた。これはカニバリズムだ”との声もありました」

 少女の正体がヌルヌルしたうなぎのため、ペットボトルをつかもうとするが粘液ですべってしまうシーンもある。これも風俗店のローションを想像させるとケチをつけられたという。こういうのを言いたい放題というのだろう。

 結局、映像は26日に削除。6日間で再生回数は約35万回だった。

「削除すると“面白かったのになぜ削除したのか?”“応援してます”というメールと電話が増え、擁護派が5割になりました。性差別の意図は毛頭ありませんが、全国の寄付者や県内の養鰻業者に配慮して削除した次第です」(市役所の担当者)

 

海外でも取り上げられる....
 鹿児島県志布志市の「うなぎ擬人化」動画が海外メディアに続々と取り上げられている。  2016年9月27日(現地時間)の英一般紙「ガーディアン」電子版記事では,動画に対して「性差別」「変態」といった批判がSNS上で相次ぎ,市が配信停止を余儀なくされたと報道した。

 

 
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  鹿児島県 産卵期のウナギ禁漁期間を延長

 鹿児島県は,今年度(2016年度)までの3年間としていたニホンウナギの産卵期の捕獲禁止を,1年間延長することを決めました。

 これは,ウナギの稚魚の漁獲量が年々減少する中,産卵で川を下って海に向かう親ウナギを保護するためです。禁漁期間は,ことし10月から12月までで,奄美群島を除く県内の河川で、体長21センチを超えるウナギの捕獲を禁じます。
 鹿児島県水産振興課では,「ウナギの食文化を守るため,2017年度以降も1年ごとに捕獲禁止の延長を検討したい」と,しています。
 悪質な違反者には,漁業法に基づき1年以下の懲役か50万円以下の罰金が科されます。
 なお,今シーズンの稚魚の漁獲量は,昨シーズンの約半分以下に落ち込んでいるということです。 

 2015-01-shi01

2015-02-tigyo
                        ※ phote: KTSテレビニュース画面から

 

   楽天市場 うなぎ 蒲焼き 国内産 全3,391件  

 

 
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 鹿児島県 養殖うなぎ生産量全国で第1位

 鹿児島県は,温暖な気候,豊富な用水,種苗となるシラスウナギが入手し易いことなど養鰻の条件が整っていることから,養殖生産量では全国第1位です。
 

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