「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

コスモス薬品 -調剤進出,生鮮強化で店舗力を高め商売繁盛-

2019-12-12 22:24:39 | 九州の流通業界(商業・サービス)

コスモス薬品  調剤の取り扱い,生鮮の強化で店舗力強化
 コスモス薬品(本社・福岡市博多区)https://www.cosmospc.co.jp/ の今期業績目標は,売上高6585億円(前期比7・7%増),営業利益248億円(0・1%増)。マツキヨとココカラファインの経営統合に象徴される業界再編を尻目に独自性を貫き,関東を中心に出店攻勢をかけている。都市型店舗は東京都内,主郊外型店舗は東京をぐるりと囲う形で「千乗,茨城,埼玉とその近郊」に出店を計画している。

 

>>>調剤の取扱で商圏シェアを高める
 コスモス薬品が郊外型店舗で調剤事業に進出する。出店都市は福岡市,北九州市,と佐賀県嬉野市の3店。
 これまでコスモス薬品は調剤事業について,「国の規制緩和を待つ」として見送ってきたが,今年に入り都内2店舗,大阪1店舗の都市型小型3店で調剤を取り扱い始めた。業界筋の分析によると,同社は来年4月の診療報酬改定で規制緩和が図られると読み,調剤を広げる準備に取り組んでいるようだ。

 >>>生鮮の雛揃え拡大・強化で商圏シェアを高める

 昨年から徐々に目立ってきたのが生鮮を扱う店舗だ。福岡県水巻町の一角にあるコスモス水巻店では青果,精肉両方を取り扱っている。青果は店入り口そばに積まれたゴンドラの中に野菜がもりもり,精肉は売り場の奥,チルドケースの列の一番手前のケースを丸ごと使用。「厳選美味365日毎日安い」と書かれたPOPが貼られ,牛切り落とし,豚バラブロック,鶏モモ,鶏ムネなどが並ぶ。供給元は北九州市の食肉卸「ミートカワバラ」である。

 >>>関東に郊外型店舗を出店

 今期,コスモスは新店90の出店を予定している。内訳は関東5,中部関西55,中四国九州で30店舗である。特に注目されるのは関東。すでに同社は主力の郊外型600坪を来年5月頃から出していく計画を表明済みである。茨城の水戸(新設予定4月28日),龍ヶ崎(新設予定6月1日)と,埼玉のせんげん台(新設予定5月10日)の3店は大店立地法の届け出を済ませている。

>>>北陸,静岡への進出を予定
 愛知,三重の東海地方を固めつつ,静岡にも初進出する。北陸も富山への集中出店を計画している。

   

沿革 

1973年(昭和48年)2月 宮崎県延岡市に宇野回天堂薬局を創業
1983年(昭和58年)12月 宮崎県延岡市に有限会社コスモス薬品を設立、同市にコスモス薬品岡富店を開店
1991年(平成3年)4月 有限会社コスモス薬品を株式会社コスモス薬品に組織変更
1993年(平成5年)12月 当社初の本格的なドラッグストア店舗の浮之城店(宮崎市)を開店、多店舗展開を開始
1999年(平成11年)4月 当社として初の売場面積1,000m2型店舗となる日向店(宮崎県日向市)を開店
1999年(平成11年)12月 医薬品販売子会社として、当社100%出資の株式会社ドラッグコスモスを設立
2000年(平成12年)4月 宮崎県宮崎市に本社を移転し、本部機能を統合
2003年(平成15年)5月 当社として初の売場面積2,000m2型店舗となる人吉店(熊本県人吉市)を開店
2004年(平成16年)3月 九州地区外への初の出店となる大内店(山口県山口市)を開店
2004年(平成16年)4月 障害者雇用特例子会社として、当社100%出資の株式会社グリーンフラッシュを設立
2004年(平成16年)11月 東京証券取引所マザーズ市場上場
2005年(平成17年)4月 本社機能を福岡市博多区に移転
2005年(平成17年)11月 四国地区への初の出店となる竹原店(愛媛県松山市)を開店
2006年(平成18年)5月 東京証券取引所市場第一部に上場
2006年(平成18年)11月 福岡県広川町に、初の自社所有物流センターとなる広川センターを開設
2010年(平成22年)5月 関西地区への初の出店となる東二見店(兵庫県明石市)を開店
2015年(平成27年)11月 中部地区への初の出店となる東日野店(三重県四日市市)を開店
2019年(平成31年)4月 関東地区への初の出店となる広尾駅店(東京都渋谷区)を開店

 

月刊激流2020年01月号 [ドラッグストア 大型再編
ドミノの幕開け/各社トップインタビュー]

上位10社が入り乱れ一触即発の再編模様

●ツルハホールディングス
・3つの分野で進むグループシナジーの最大化

●ウエルシアホールディングス
・調剤を軸にお客のニーズに全方位で対応

●コスモス薬品
・調剤、生鮮のラインロビングで商圏シェアを高める

●サンドラッグ
・業績は回復したが起死回生とはいかない音無しの戦略

●マツモトキヨシホールディングス
・統合準備を窺わせる拍車がかかったPB開発

●スギホールディングス
・トータルヘルスケアを中核に据え柔軟な戦略を展開

●ココカラファイン
・現状の低迷脱却に向けマツキヨとの経営統合を仕掛ける

●クリエイトSDホールディングス
・ドミナント強化と調剤の収益重視にシフト

●カワチ薬品
・ライバルの猛攻に耐えられる販促と店づくりが急務

●クスリのアオキホールディングス
・出店加速の売り上げ至上主義で掲げる高いハードル

●キリン堂ホールディングス
・お客目線の店づくりとブランド強化でロイヤルカスタマーづくりに邁進

●Genky DrugStores
・生鮮の全店導入を完了し足元4県のシェア奪取に打って出る

●薬王堂ホールディングス
・価格政策の徹底と新規事業の育成で競合にない価値に磨きをかける

●トモズ
・選ばれる企業に向けブランド確立に取り組む

●アインホールディングス
・人材育成の体制を整え大都市圏への出店を加速

■この人に聞く
セブン&アイ・フードシステムズ 小松 雅美 代表取締役社長
・今の時代に合わせファミレスの中身を変えていく

■流通トピックス

国際商業出版発行  980円

 

コメント   この記事についてブログを書く
« 羽生結弦さんに学ぶ --40... | トップ | 阿久根市 「元市長・竹原市... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

九州の流通業界(商業・サービス)」カテゴリの最新記事