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羽生結弦さんに学ぶ --40点差「差は感じていない」--

2019-12-09 10:25:26 | 男ぷり

 本気でなければ,挑戦していなければ,『弱さ」を感じることなんてない。
  だから・・・・・弱いことは最高だ!!---松岡修造

 

 羽生結弦さんに学ぶ --40点差「差は感じていない」--

  7日にイタリア・トリノで行われたフィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナルでは,王座奪還を狙っていた羽生結弦は合計291・43点で,335・30点のネイサン・チェン(アメリカ)に43.87点差をつけられ2位となった。現行ルールでは世界初となる,4種5本の4回転ジャンを跳んだが,優勝には届かなかった。

>>>羽生結弦40点差完敗「差は感じていない」一問一答

 演技を終えてのインタビューで,"チェンとの40点差をどう受け止めているか"の質問に羽生は,「点数ほど大きくないなと僕の中では思っているんですよ。もしかしたらループとかルッツとか,このまま確率よくなってくれば入れる可能性だってあると思う。いろいろまた楽しみながら強くなっていきたいなと思います。」と,この結果に肩を落とすことなく,リベンジに向けて前向きの姿勢を示した。

>>>羽生結弦の強さの秘密-

 そんな,羽生の生きざまは,松岡修造著『弱さをさらけだす勇気』(講談社発行)の一節から,垣間見える。羽生が16歳のときからインタビューを通じて,羽生の心の声を聞き続けてきたとする松岡修造氏は,"「弱さ」こそ,羽生結弦の強さの秘密"(p14-p15)の項で次のように記している。

 僕は,羽生さんが16歳のときからインタビューをさせていただき,彼の心の声を聞き続けてきました。
 前回のソチ冬季オリンピックでは,金メダルだったにもかかわらず,フリースケーティング(FS)でミスをしたことを悔しがり,「あのときに時間を戻したい」「もう一度演技をやり直したい」と,こちらが驚くほど後ろ向きのことを口にしていた羽生さん。
 けれど一方で,こうも語っていました。
「逆境にいればいるほど勝ちたくなります。金メダリストになって追い込まれるのも逆境。それが自分をまた挑戦させるし,自分をさらに高めてくれる」
「弱い自分は大嫌いです。だけど,その弱いところがあるからこそ,人は強くなる。弱いところがあるからこそ,そこを埋めるために一所懸命練習する。それがなければ,幸せなスケートをするという感覚は生まれなかったと思います」

 また,"「捨てる」決断で本当の自分が見えてくる"(p16~p19)の項では,羽生さんにインタビューしていちばん胸に響いた言葉があります。それは,「平昌オリンピックは,捨てて,捨てて,捨てる作業をしてきた大会でした」 というものでした。
 彼は今回のオリンピックの演技で,難度の高い大技の4回転ルッツや4回転ループを捨てました。(略)  
 羽生さんは,自分の技術の限界まですべて出し切って戦うことがスポーツであり,相手に勝つだけでなく自分にも勝ってこそ「真のアスリート」だと考えている人です。
 その彼が,オリンピックシーズンから新たに取り入れ,しっかり成功もさせていた4回転ルッツを捨てた。4回転ループまでも捨て,演技構成も変えました。
 すべては,金メダルのために。                      
 チャレンジしない自分は許せない,と考える彼にとって,この決断は,長年大事に育んできた自身の信念をも捨てるような感覚だったでしょう。(略)

  また技術以外にも,羽生さんが捨てたものがあります。それは,友達に会いたい,遊びたい,大好きなゲームをやりたい,といった日常的な欲です。ふだんの生活のなかでの楽しみは人間にとって大事なものですが,それさえも思い切って捨てたのです。「連覇のためだけに幸せを捨てました」と,彼自身,表現しています。
 そして羽生さんは,捨てることの効果をこう表現してくれました。
「捨てることによって結晶がどんどん削られていき,最後は本当に小さな金メダルの結晶になりました。何をすれば勝てるかを,明確に見ることができました」
 羽生さんの言葉を開きながら,僕はこんなふうに感じていました。      
 そうか,捨てるということは,何があっても揺るがない「本当の自分」を見つける最高の方法なんだ---と。
 
  私は,羽生結弦さんのストイックなまでの生きざまに敬意を表し,さらなる飛躍を切に祈念します。

弱さをさらけだす勇気
「弱い自分が嫌い」とよく言います。そうした思いで、身動きが取れなく
なってしまう若者がたくさんいます。

しかし、日本の応援団長・松岡修造さんは言います。
「弱いことはすばらしいことなんだ。なぜなら、あなたが『成長したい』
『チャンレンジしたい』と思っているから、『弱さ』を感じる。本気に
ならなければ、挑戦しなければ、感じることなんかないんだ!」

と。
 講談社発行 1200円 松岡修造著

 

羽生結弦、鋭い眼光で集中

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