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Real Jeans & McCOYSTA Millennium Special

Embroidery DENIM Jacket

2006年05月03日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

こっちもWash加工ものですが、我々とスマクロで作った"KERN COUNTY SHERIFF'S RESCUE"との比較で以前にも紹介したWARE HOUSEの3年前に出たLee 101-Jモデルに刺繍を入れた"KERN COUNTY SHERIFF'S POSSE"ジャケットです。今月号のF&Eで刺繍モノジャケットが沢山紹介されて、その中にもまた出てきたので、私も久々に着てみました。
刺繍の素晴らしさは以前にも紹介しましたが、このジャケットはオリジナルに合わせてLongタイプなのがミソですね。大阪のWARE HOUSEに行った際に、これのオリジナルをじっくりと見させてもらいましたが、オリジナルは50年代前期の赤黒の大型のラベルで、サイズは40のLongでした。これも同じく40ですが、Longサイズ独特のポケットが上についているところなど非常によく再現しています。あと加工具合も絶妙で、生地合わせのところのアタリが非常に良く表現されています。

巷はゴールデン・ウィークですが、この時期、一枚もののデニムジャケットって一番快適に着れますね。明日も着ようかなあ。

リペア加工

2006年05月03日 | トッチー
【トッチー】

Fukuさんも先日の「 加工」において触れていますが、最近は、どのメーカーのジーンズも生のオリジナルと同じくらいにユーズド加工やリペア加工をしたモノを出してますね。特に昨年は、物凄く流行っていたように感じます。私もそれまでは、古着はもちろん好んで穿いてましたが、こと新品モノでは生をおろして穿く喜びしか知らず、新品の値段でわざわざ傷をつけたものを買おうなんてこれっぽっちも思っていませんでした。

画像は、ダブルワークスのリペア加工のジーンズです。
これは、昨年の真夏に大阪へ出張に行った際、帰りに寄ったウエアハウス直営店でたまたまサンプルセールを開催中で、丁度マイサイズのものがあり、超安かったので購入しました。これは定価が25,000円前後するものです。これが12,000円位で購入できました。

しかし、パッと見ただけでも物凄く手が込んでいて、ココまで丁寧にリペアする人なんかいるか?と言うくらい手の込んだリペアがされています。通常、ここまでしたら下手すればジーンズ代がかかってしまうんじゃないかと思うくらいです。前後のポケット口まで縫われていて、ボタン類はサビが入っています。

まぁ、生のオリジナルをおろしてアタリや色落ちして行く過程はとても楽しみですが、私のような通常毎日スーツしか着ることがなく、ジーンズなんか週末しか穿くことがない人なんかは、アタリをつけるだけでも数ヶ月から数年かかってしまいますから、こういうので時間を短縮して、リアルな古着感覚を味わうのも楽しみの一つかと思わされました。

【Fuku】

おっ、これはスゴいっすねえ。ダブルの加工ものは一点ごとに違いがあって、かなり作りこみが凝っていますよね。バックヨークのオレンジ糸の色落ち具合なんてもう惚れ惚れするほどのリアルさですね。
以前にも書いたけど、トッチーさんも私もそうだけど、生から穿き込む楽しさも知っていればビンテージのUsedのリアルさも理解して、デッドを生から穿き込むなんてのもやっていれば、バリエーションの一つとして加工ものの作りこまれたリアル感を楽しむっていう余裕も十分アリなんですよ。別に加工モノ穿いてるからって卑屈になるわけじゃあないし、生から穿きこんでバリバリに色落ちしたやつを穿いてるのが偉いわけでもない。自分が満足できること、楽しめることが一番ですよ。

だいぶ前ですが、生から穿きこんだBigEを膝に穴が開いたので修理に出したら、下手な職人に当たってしまって、とんでもないリペアをされてもう台無しにされたことがあります。そんなのに比べれば、このリペアの精巧さは驚きですよ。