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飛鉄(HITETSU)

飛行機、鉄道などの撮影のあれこれを綴っています。

ED16物語 Vol.2

2020-05-22 07:00:04 | ED16
記録の残ったものでは1981年はもう撮影記録がなかった。
飛んで翌年1982年3月と半年時間が経過していた。
1982年の6月には暫定の東北上越新幹線開業があり、北の大動脈にも大きな転機を
迎えた年であった。なので、ED16よりももっと被写体として勝るもの、目の前に迫った
ものが沢山あった。また1981年はDF50に力を入れ始めた頃で、いつでもいける
ED16よりも軍配は上がっていたのだろう。
記録によるとこの日は終日に近く撮影しておりフィルムも5本を記録している。
この日の撮影の中で特別な撮影記録があった。
同じフレームに3台のED16がインするというカット。
この頃あった御嶽駅での1コマ。両側の下り貨物2本の退避待ちの間を
上り貨物が通過してゆくもので、 問題は左の貨物の停車位置が悪いと
折角の3機のカマが横一列に並ばないというもの。この日は狙ったもので
偶然左の貨物の量数が少なく運よく横一列に近く並ぶことが出来、
お目当てのカットを頂くことができた。
これも当時の雑誌に掲載があり、是非真似てみたかったものだった。
列番などは一切不明。恐らく春の昼間のひと時、山間の駅の小さなドラマであった。
オマケでカマの部分撮影なども行っている。またこの頃は最後尾に必ず車掌車が
連結されていた。左の貨物も荷がないが、ヨ8000だけが連結されている。
今のような味気ない赤い丸看板だけという時代ではなかった。


1982年3月26日 御嶽駅


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