りぞあかぶろぐ2
ココログで2006年から掲載してきたライフログ「りぞあかぶろぐ」の第2弾です。




 中央公園の西側にある熊野神社。十二社熊野神社とも言われ、この前の通りは十二社通り(じゅうにそうどおり)とも言われます。

 この神社は、応永年間(西暦1394~1427紀元2054~2087)中野長者と言われた鈴木九郎が故郷である熊野三山から十二所権現を勧請したものとのこと。

 鈴木九郎は、総州葛西に馬を売りに行き高値で売れたため、仏の功徳と考え浅草観音に全て奉納しました。中野に帰るとあばら家は黄金に満ちていたとのこと。その後、運が向いた九郎は、「中野長者」と呼ばれようになり、見出し画像の熊野神社を建立したとのことです。

 その後、中野長者は、あふれる金銀財宝が屋敷に置ききれなくなるころ、邪念が生じます。

 金銀財宝を隠そうと人を使って運ばせ、その人を亡き者にするという悪業に手を染めます。

 村人たちは、淀橋を渡り出かけるけれど、帰りはいつも長者一人と、「姿見ずの橋」と呼ぶようになりました。

 長者の一人娘が、その婚礼の夜、暴風雨の中、蛇に化身し、熊野十二社の池に飛び込んでしまいます。長者は、相州最乗寺から高僧を呼び寄せ祈りをささげます。蛇は娘に戻りますが、紫の雲に乗り、昇天してしまいました。

 九郎は、嘆き悲しみ反省し、僧となって、寺を建てたとのこと。

 2枚目の写真が、その寺であるとされる多宝山 成願寺。写真を撮ったのは、この時ではなく、FISHに行ったときでしたが。

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