明治通りを都電が超えるところが、梶原駅。そのすぐそばにあるインネパ系のカレー屋さんです。
ブログキャラでは、褒めないと言われていますが、別にインネパ系が嫌いなわけではありません。(でなければ、これほど通わない。)
先日、「カレー移民の謎」という本を読んだのですが、インネパ系のカレー店が増殖した理由を明らかにしており、なかなか興味深いものでした。2015頃まで技能ビザ(コック)の審査が甘い時期があり、投資(経営)ビザが500万程度で可能なこともあり、母国の経済状況が出稼ぎに依存しているネパールの方々が多く参入してきたとのこと。
本来、技能ビザは、就労経験などを必要とするのですが、インネパ系が拡大するころから、入国のため、「手付金」を徴するなどブローカーまがいの動きをする「経営者」もいたとのこと。
労働法等をきちんと守れば、まだしもなのですが、わざと厳しい労働条件として店員をやめさせ、新しい入国希望者を受け入れるという手口。
そのことにより、コックの労働条件が悪化。帯同した子どもたちの養育環境が悪化するという事態に。
正直、技能ビザよりも、経営ビザの方を審査を厳しくすべきでは。労働法も含め法令順守を義務付けは必須ではないでしょうか。
母国の格差や搾取構造を輸入(輸出)するようなことを行われてはね。
総務省が取り組んでいる多文化共生施策は、平成18年からですが、その後、15年以上が経過しましたが、様々なトラブル・事件が報道されています。(統計的にはそうでもないのですが。構造そのものが問題なのでしょう。)多文化共生という理念自体を否定するものではありませんが、社会統合の視点が存在しない「多文化共生施策」は効果なし(税金の無駄)というべきでしょうね。
と、脇道に話がずれました。もちろん、このお店とこういう話が、関係があると言っているわけではありません。念のため。
カレーで活力をチャージ!上中里方面に向かいます。
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