すみだリバーウォークから見える源森川水門。スカイツリー前にある北十間川は、大横川までを源森川というそうです。
大横川は、親水公園と化したところに行っていますね。
当初、両川はつながっていたそうですが、隅田川増水時の洪水被害のため、寛文3年(西暦1663年紀元2323)に堤が設けられ分断されたとのこと。
明治18年(西暦1885年紀元2545)に住民の要請で源森川と北十間川が再び接続されました。旧中川と隅田川が最短距離で結ばれることとなり、業平橋駅で鉄道貨物とも連携して下町の物流に重要な役割を果たしました。昭和53年(西暦1978紀元2638)には扇橋閘門設置による江東地区の水位調整のため、大横川との分流点に北十間川樋門が設定されて航路が再び東西に分断されました。
現在では、北十間川の水位が1m低くなっていることから、接続するためには、この源森川水門を閘門化する必要があり、実現していません。
閘門は、運用が大変でしょうね。
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