浅草富士浅間神社 ～浅草付近を歩きました！その１４～

奥浅草の浅草富士浅間神社。御祭神は、木花咲耶比売命だね。

　

 

その話って、面食いがいたから天皇の寿命ができちゃったって話ね。

 

　奥浅草まで戻ったところで、みかけたのが、浅草富士浅間神社。少し高い小丘となっており、元禄年間に富士山遙拝所として創建されたとのこと。

　現在では、浅草神社の兼務社となっているとのこと。

　御祭神は、木花咲耶比売命。天照大御神（アマテラス）の命を受けて地上世界に降臨した邇邇芸命（ニニギノミコト、ホノニニギ）から求婚を受けます。父の大山津見神はそれを喜んで、姉の石長比売（イワナガヒメ）と共に嫁がせようとしたが、邇邇芸命は醜い石長比売を送り返し、美しい木花之佐久夜毘売とだけ結婚しました。父神の大山津見神はこれを怒り、私が娘二人を一緒に差し上げたのは石長比売を妻にすれば天津神の御子の命は岩のように永遠のものになるはずであったのに、木花之佐久夜毘売のみを妻にしたため、木の花が咲き誇るように繁栄はするだろうが、その命ははかないものになるだろうと語ったとのこと。それで天神の子孫である天皇に寿命が生じてしまったという話が記紀にあるとのことです。

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