The thinking man smokes ...

まず第一に僕が自分で利用するのに便利なこと
「パイプ」「服飾雑貨(紳士)」「お酒」あたりの情報集め

そして立ち飲みで〆る

2005-12-27 23:07:58 | Pipe
思えばよく飲んだ一年だったが(おかげで年明けに再健診する羽目に…)
今年のトピックスは「立ち飲みの乱立→混乱」だったように思う。

以前に書いた新宿三丁目のもつ焼き屋は今やフリで近寄れなくなるぐらい
大繁盛(19時以降はあまりに混みすぎていてここ半年位近づいていない)、
にわかに「三丁目界隈には泥鰌が二匹」を狙う雑多なニューウェーブ系の
立ち飲み屋が乱立してしまい、せっかく「おやぢ便利な立飲み屋」が東京
も出てきたなあと喜んでいたコヤジは再び路頭に迷うことに。無念である。

思うに「おやぢ便利な立ち飲み屋}=「独り立ち飲む悲哀に満ちた行為を
和らげる適度な活気と貧しさ。アテのヌルさとウマさとちょいマズさ」が
こう、うまく混ざり合ってないと落ち着かないんだと思う。新橋・恵比寿
方面はよく知らないが、最近乱立してる立ち飲み屋ってやたらとグループ
客のシェアが多くて「正直居酒屋なんだけどなんとなく立って飲ましてる」
的なあんばいがみられる。「すっと飲んだらすぐ帰る」というスピード感
がないのも特徴。うーむ、である。どう使おうと知ったことじゃねえや、
というキモチもわからないではない。だって所詮「立ち飲み屋」だもの。

とはいいつつ、東京の僕の生活圏にある誇るべきな(と勝手に思っている)
元祖的おやぢ立ち飲み屋を二つ紹介しておこうと思う。団体でも個人でも
どんと受けて立つ老舗だがメインが「おやぢ」であることがつくづく正しい。
おやぢ酒の苦さを知らぬ若者およびコヤジ達は心して臨んで欲しい。

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富士屋本店(渋谷)

渋谷の誇る超B級の立ち飲み屋だがこの店が嫌いな奴はいないと思う。
湯豆腐と燗酒を飲んで480円というコストパフォーマンスがしぶとい。
渋谷センター街にたむろするガキには来て欲しくないと思うような客層
(ポマードおやぢ&土方度満載)だが若い女の子二人組がキャーキャー
ごぼう天をつまんでいても全く違和感がない不思議な店。懐は深遠だ。

BERG(新宿)

新宿の誇る元祖「地下立ち飲み」。店内滞在5分で生ビール(300円)
を飲み干して元気に山手線に乗り込むのが基本。ソーセージも美味い。
ドイツ系ツマミでビールをちびちび飲む女性もちらほら。使い方が正しい。

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