M．I．－教授秘書の場合－

週末、サッカー観戦のため函館遠征したことをもちろんご存知なきょうじゅ。
出発前日の金曜日。

勝つといいねぇ。ぼく、テレビ見てるから！

ハイ、きょうじゅ、ありがとうございます。
（目立つところにいますから！！）

でも、あの、もし負けたら・・・先月は連敗でやせたくらいですから・・・遠征して負けたとなれば立ち直れないかもしれません・・・月曜日、復活できないかも・・・

それはダメだよ、Rさん。

わかってますけど・・・

そんなことでは、人生の勝ち組になれないよ。

ハイ・・・でも、あのもうすでに十分負けてますけど・・・

それくらいで休むとか言ってたら、人生を渡って行けないよ！！

ハイ、そうですね・・・社会人失格でした・・・勝ち組になれるようがんばります・・・きょうじゅ・・・！
（がんばってなれるのかどうかもわかんないけど・・・）

人生の荒波、越えていきます！！



そして、今日。
気持ちのいい勝利で、気持ちよく出勤。月曜日から気持ちよく労働できそうです。
お忙しいきょうじゅは今日から出張でご不在。
教授秘書にはきょうじゅから重大なミッションがメールで届いていました。



部屋の植物に水をやってください。

きょうじゅ・・・



わたしが休んだら困るのは、きょうじゅの部屋の植物が枯れるからですか？？？



そうなんですか・・・？？？



そうなんですね・・・



きょうじゅ、水はたっぷりやりましたから、大丈夫です！！
絶対枯れませんから！

こうして今日も教授秘書はきょうじゅ（ときょうじゅの植物）の平和を守ったのであった。

完

（もちろん、これはフィクションであり、実在のきょうじゅと教授秘書とは一切関係ありません）