世間知らず

毎日のやられっぷりを書いていこうかなと・・・

秋春制のこと

2008-11-12 | サッカー
新しい会長様はどうしてもどうしても変更したいみたいです。

J秋春制移行へ「札幌ドームは人工芝OK」(サッカー) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
 日本サッカー協会の北海道地域訪問会議が9日、札幌市内のホテルで開かれ、同協会の犬飼基昭会長(66)は自らが提唱する2010年からのJリーグの秋春シーズン制への移行問題に関し、降雪地対策として人工芝のピッチを認めることや練習場に屋根を設置する際に金銭的援助をする私案を示した。
 この日の会議でも、犬飼会長は「サッカーはもともとが冬のスポーツ。興行価値を高めるためには寒い時季に試合をするのが一番」と、欧州同様の秋春制への変更を強調した。この背景には春開幕、年内閉幕の現行日程が日本代表の活動の障害になっていることがある。近年はオフの1、2月にW杯予選などアジアの国際試合が増加。リーグ戦で疲弊したまま、試合に臨む現状があった。
 ただ秋春制への移行には降雪地のクラブが猛反発。コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)の矢萩竹美社長(58)もこの日、Jユースカップを視察した札幌ドームで「現実的に無理。北海道だけでなく、寒冷地共通の問題」とあらためて反対の立場を唱えた。
 その中、犬飼会長は「札幌ドームで人工芝の使用を認めればいい」と、ピッチは天然芝でなければならないと定めている現行のJリーグ規約を変更する発言。続いて「練習場に屋根をつければいい。(財源として)totoの助成金を優先的に回すことも検討している」と話した。その上で、犬飼会長は秋春制にした場合に7、8月に涼しい道内で合宿を行うJチームが増加し、経済効果が見込めるとした。さらには2010年からの導入についても「そう言わないと取り組みが具体的にならないからであって、時期にこだわりはない」と柔軟な姿勢も示した。
 北海道サッカー協会の出口明副会長(66)は「合宿はメリットと考えていない。サポーターが満足するのがメリット」と慎重論を展開。その一方で「人工芝も進化しているし、前向きなとらえ方をしていきたい」と話した。



日本代表が強くなるためには、降雪地のチームがどうなってもいいとそういうことのようです。
練習場に屋根つけるとか、札幌の冬はそんなレベルじゃありません。
氷点下の人工芝の上でどうやって練習するのか、お手本を見せていただきたいものです。

Mr.ピッチくんの意見も聞いてみたいです。

学校の校庭を天然芝にしようってのに、プロの試合は人工芝でなんてどこかずれてます。


もともと冬のスポーツであろうことは否定しません。


札幌に関していえばそうではないけれど、真夏が試合に適さないだろうことも想像つきます。夏季の連戦が選手に与える疲労も考慮しなければならない問題に違いありません。

だから、降雪期に降雪地のクラブに起こり得る問題について、的確な解決策を示していただけるのであれば、札幌も反対する理由はないはずです。もちろん金銭の負担も含みます。

よろしくご検討ください。



そして、会長様は具体案を検討し始めました。

「7月下旬開幕・5月下旬シーズン終了」をシミュレーション:Jリーグ:サッカー:スポーツ報知
 日本サッカー協会・犬飼基昭会長(66)が提唱するJリーグのシーズン移行問題に関連して、日本協会・Jリーグ将来構想委員会が「7月下旬開幕・5月下旬シーズン終了」をシミュレーションしていることが10日、分かった。「秋―春制」は実質「夏―春制」として、各クラブの社長クラスが出席する実行委員会(J1・11日、J2・12日)で議論が本格化される。
 7月下旬―5月下旬シーズンとなると、現在の「3月上旬開幕・12月上旬閉幕」より期間は約1か月長くなる。関係者によると、その大きな理由は2つ。観客動員が期待できる夏休みの開催と、日本代表の活動期間確保のためという。日本協会では10―11年シーズンからの移行を目標に各クラブに理解を求めていく。



札幌は一番いい時期に試合がないことになります


それはともかく。

結局、暑い夏も寒い冬も試合があることになります。


日程の雰囲気も意外と変わらないのではと想像します。


ナビスコ杯の日程は動かそうと思えばなんとかなるかもしれませんが、天皇杯は難しいでしょうから、その結果やっぱりナビスコ杯も動かせないのでは…と思うのです。

そうなると平日開催分は結局どちらも開催のない時期、つまり今と同じ7-8月、そして1ヶ月長い分はたぶん1月にウインターブレイクを入れるためでしょうから、残る2月に入れるしかないのではないかと予想します。


2月の平日夜…札幌は絶対開催ないでしょう。どのくらい寒いのか、内地の状況はよくわかりませんが…。

観客としては、より苛酷なんですが、選手としてはどうなんでしょうか。


秋春制というよりは、夏春制…な気がしますけど、それはとりあえず考えないことにします。




現在、会長様はお怒りです。

主力温存の大分、千葉を聴取せず処分も - サッカーニュース : nikkansports.com
 サッカー天皇杯4回戦で主力選手を温存して敗退したとされた大分と千葉が11日、日本協会から一方的に処分を受ける可能性が出てきた。この日、都内で行われたJ1クラブの代表取締役が集まる実行委員会に、同協会の田嶋専務理事が出席。「天皇杯もベストメンバーで臨んで欲しい」と一方的に通達したが、両クラブへの処分内容など具体的なことは示さなかった。
 協会側は今回の問題について10日、犬飼基昭会長(66)が「権威ある大会に全力で臨むは当たり前。来年は県予選1回戦から戦うなど、制裁する」と、処分を明言した。具体的な規定がないため、Jリーグでも「ベストメンバー」の解釈を議論する必要もあったが、協会側は「(リーグ運営等を協議する)実行委員会の議題ではない」と話し合いはなし。大分と千葉から事情聴取もないまま、14日の日本協会理事会で「厳罰」を下す、異例の事態となることも考えられる。
 実行委員会に出席した大分の溝畑社長が「特に今日は(処分について)まったく出なかった。具体的な話がクラブに来ていないのでコメントできない」と話せば、千葉の三木社長も「ノーコメントしか言えない」と口を閉ざした。Jリーグの鬼武チェアマンが「今日は、昨年から天皇杯は(最強布陣で臨むと)約束したじゃないですか、とこちらから話しただけ」というように、協会内部または、協会とJリーグ間で意思統一が図れていなかった。一方的な処分となれば、クラブや選手はもちろん、サポーターの反発も必至。このままでは問題解決への貴重な機会を逃してしまいかねない。



『ベストメンバー』の意味が千葉、大分の監督(クラブ)と会長様とでは乖離があるものと想像します。

が、会長様がベストと思うメンバーで出場しなければ制裁されると、そういうことであれば、全クラブに前もって教えていただきたいものです。

その制裁金を相手チームに渡すとかであれば1サポーターとして大いに賛成しますのでご検討ください。



会長様の行動力は高く評価します。

もうちょっと違う方向でもいいかなと思ったり思わなかったりしますけど。

コメント
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