世間知らず

毎日のやられっぷりを書いていこうかなと・・・

ワシントンポストのコラム

2005-04-19 | ニュース
Fred Hiatt氏による18日のコラムのタイトルは『China's Selective Memory』

この中で氏はこう述べています。

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日本では、新聞、雑誌、大学などで、戦争については今も議論されている。国会議員の靖国神社参拝についても、「なぜ参拝するのか?」というデモと「なぜ参拝しないのか?」というデモが同時に起こっている国である。

中国ではどうだろう?

そこには中国共産党の決めたたった一つの歴史しか存在しない。

中国の教科書には『なかったこと』がたくさんある。中国はチベットへ侵攻もしていないし、ベトナムも攻撃していない。彼らの第二次世界大戦には、パールハーバーも硫黄島もミッドウェーも存在しない。

どの国にとっても、『過去と向き合う』のは簡単ではない。
しかし、それを討論することにより、『歴史』は真実へと近づいていけるはずである。

中国では『歴史』は独裁者がその権力を維持するために使われる道具に過ぎない。

今の日本は中国にとっては『都合のいい悪者』であり、その前はロシアがその役割を担っていた。次はアメリカの番かもしれない。

その理由は複雑だろうけど、『歴史と正面から向かい合うべき』国は中国より他にはない。

(あくまでもriverparade意訳です。原文と比べて、おかしいところがあったら遠慮なくお知らせください。)

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最近は「中国にとっての日本」しか目にする機会がなくて、こういう文を読むと突然冷静になれる気がします。
中国への偏見がどんどん増幅していくのがわかるから。


こういう問題はセクハラに似てる気がします。
したほうは「悪気はなかった」と言い、されたほうは「苦痛でたまらなかった」と言う。
認識の違いはきっと埋まることはありません。


歴史認識の違いは、きっと、あって当然なんです。
だって、基本的に違う経験なんだもの。


日本が謝罪することはこれから何百年過ぎようともないかもしれません。
きっと中国だってしないでしょう。


それでもデモが起きない『歴史認識』ができあがっていくこと、そういう関係を中国と築いていけること。
そんな方向へ進んでいけたらいいなと思います。


やっぱり無理なのかな??




ところで、数年後のアメリカの教科書には「アメリカはイラクに対して無意味な戦争を仕掛けた」って書いてあるのかな?






コメント (5)
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お花見

2005-04-19 | 札幌
もうすぐ桜も咲きます。
外でジンギスカンも食べられます。

研究室でも宴会するでしょう。


そのときには、ぜひ、このケーキ、持参したい!


でも、残念、このケーキ、4月限定…

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