厚岸産カキ、貝毒で出荷停止 再開早くても1カ月後 (朝日新聞) - goo ニュース
朝日新聞さんは、首都圏での反応を記事にしてましたが、当然、北海道新聞さんは違う視点。
カキの貝毒*検査の充実が安心生む(4月9日) - 北海道新聞 社説より
今回問題になった麻痺性貝毒は、二枚貝(今回はカキ。他にはホタテやヒオウギ、アサリ等)が一部の毒をもつプランクトンを摂取することによって、貝自体が毒素を中腸線(肝すい臓)に蓄積することにより起こるとされています。
つまり、この毒をもつプランクトンがいなくなれば、毒は貝から排泄されます。ただし、かかる時間は不明。一日かもしれないし、一ヶ月かもしれないし・・・。
麻痺性貝毒の検査は、処理して、マウスに注射して、死ぬかどうか観察するだけです。
朝、検査すれば、午後には結果がわかるくらい。
時間はそんなにかかりません。
それなのに、時期的に予想外とはいえ、週にたった一度の検査を惜しむのは、貝毒そのものの怖さと、発生したときの最悪の事態を軽く見ていた結果に思えます。
貝毒でマウスが死ぬ様子を見たことがある人はほとんどいないと思うけど、もし見たら、捨てるのはもったいないとか、食べられないのが残念とか、簡単に言えないと思います。
今回検出されたのは14.3 MU。この値から想像すると、マウスはおそらく数十秒で死んだはずです。痙攣して、信じられない力で跳ね回り、呼吸困難になり、ひくひくしながら死んでいったはずです。
『毒』なんです。
本当に。
せっかく出来上がってきた『厚岸ブランド』。
味、大きさ、鮮度・・・人気の理由に安全も加わるよう、これからの対策に期待します。
朝日新聞さんは、首都圏での反応を記事にしてましたが、当然、北海道新聞さんは違う視点。
カキの貝毒*検査の充実が安心生む(4月9日) - 北海道新聞 社説より
今回問題になった麻痺性貝毒は、二枚貝(今回はカキ。他にはホタテやヒオウギ、アサリ等)が一部の毒をもつプランクトンを摂取することによって、貝自体が毒素を中腸線(肝すい臓)に蓄積することにより起こるとされています。
つまり、この毒をもつプランクトンがいなくなれば、毒は貝から排泄されます。ただし、かかる時間は不明。一日かもしれないし、一ヶ月かもしれないし・・・。
麻痺性貝毒の検査は、処理して、マウスに注射して、死ぬかどうか観察するだけです。
朝、検査すれば、午後には結果がわかるくらい。
時間はそんなにかかりません。
それなのに、時期的に予想外とはいえ、週にたった一度の検査を惜しむのは、貝毒そのものの怖さと、発生したときの最悪の事態を軽く見ていた結果に思えます。
貝毒でマウスが死ぬ様子を見たことがある人はほとんどいないと思うけど、もし見たら、捨てるのはもったいないとか、食べられないのが残念とか、簡単に言えないと思います。
今回検出されたのは14.3 MU。この値から想像すると、マウスはおそらく数十秒で死んだはずです。痙攣して、信じられない力で跳ね回り、呼吸困難になり、ひくひくしながら死んでいったはずです。
『毒』なんです。
本当に。
せっかく出来上がってきた『厚岸ブランド』。
味、大きさ、鮮度・・・人気の理由に安全も加わるよう、これからの対策に期待します。