テレビを見ていて、
「あっ!333や333やで!」
「444やよ!」
「もうすぐ、555になるでぇ! 瞬間を見ててよ!」
時たま、夫と言い合っています。
テレビの画面、右下の小さな文字、
デジタル時計の数字がきれいに並んだ時に、
どちらともなく、天下を取ったように言い出します。
むかし、
そうですね~~私が55歳の時のはなしです。
母が88歳でした。
私の娘が33歳でした。
それこそきれいな数字の並びの時期がありました。
「88・55・33」
何かにつけて「88・55・33」と言いふらすようにね。
些細なことに喜んだ時期が、確かにあった。
母にもそのことを報告したら喜んで、
感心していたのを思い出しました。
さりげないささやかなことがすごく楽しかった。