病院の待合室で…

天気予報では今日は、大荒れの日となるはずだった。

その所為か、昨日は、予約以外の人が多く、病院の待合室は混んでいた。

最近は、予約システムが発達しているから、患者は時間内に何名と決まっている。

予約以外の人は、予約後の診察になるから、当然、待たされる。

その待ち時間は半端ない時間だ。

眼科に来てたおじいさんが騒ぎ出した。

薬が切れたから、薬だけ欲しいのだ…と。

診察を受けずに処方箋を渡すことは法律で禁じられていますので…と看護婦さんは断る。

予約は明日、取ってあるけれど、明日は台風だから今日来たのだ…と、おじいさんも負けずに言い張る。

それほどのお年にも見えなかったけれど、なかなか、強情だ。

応対している看護婦さんの困った顔を、待合室の皆、黙って見ていた。

結局、予約外診療と言うことで、待つことになった。

年を取ると言うことは、こういうことなのだろうか…。

人の振り見て…。　私も気をつけなくては…。