おはようございます。ヘッドスパ・頭皮ケアリッツです。
今週は東洋医学についての記事をまとめています。今日は昨日に引き続き、五行式体表の見方について書いていきます。だんだんと専門的な内容になってきますが、興味が出てきそうな部分だけでも構いませんので少しずつ見ていきましょう。
▲まずはおとといの図をもう一度見てみます。
左側の2列、五行と五臓は昨日の内容と同じですね。人間の体の4要素、気、血、津液、精を体の中に循環させたり貯蔵したりする仕組みを持っています。
左から3番目、五臓に対し、五腑(ごふ)というものもあり、人間の体の中の部位としておなじみの名前が付いています。対応臓器が無いので省略されていますが、三焦(さんしょう)というリンパ管の役割を果たすものを1つ加えて六腑とする場合もあります。いわゆる五臓六腑というものですね。
さらに左に進んでいくと・・・
五竅(ごきょう):五臓が弱った時に症状がが現れやすい身体の部位のこと。
五味:酸味、苦み、甘味、辛味など五臓を補う味覚の事です。例えば、脾を表す膵臓が悪くなると甘いものが欲しくなったりします。それでも食生活を改めないと糖尿病につながったりします。最後の鹹味は(かんみ)と読み、塩辛さの事です。薬膳や中華料理の味付けはこの考え方に基づいているんですよ。
五主:血脈をつかさどっているのは心、のように五臓が司る器官を表します。
五志:五臓を害する感情や、身体が病んだ時の感情の変化のこと。
五色(ごしき):病気にかかった時の顔色のこと。あくまで目安ですが、特にまぶたの辺りに現れやすいと言われています。
五華(ごか):五臓の状態が体表に現れるときの部位。肺や腎は毛や髪に対応していることが分かります。
五季:病気が悪化しやすい季節のこと。見慣れないのは“長夏”(ちょうか)という季節。東洋医学の独特な考え方で、湿度がある季節の事を指します。日本でいうと梅雨の時期が近いでしょうか。
この3日間は東洋医学について学んできましたが、これらの基礎知識の上に、ツボ押しなどの手技が合わさって実践されてきた歴史があります。ヘッドスパにもこれらの知識が応用できる部分がありますので、ツボやリンパをとらえたマッサージができるんですね。
読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
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