里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

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無花果の花

2010年09月23日 | 花 木
いま畑でたくさん稔っているこのイチジク、“不老長寿の果物”と言われるほど栄養価
が高く、整腸作用や便秘等への薬効もあるそうだ。

このイチジク、漢字では“無花果=花のない果物”と書くが、果実の中にたくさんある
突起状のものが花がなのだそうで、ちょっとややこしいので調べてみた。
先ず、散形花序(例:ヤマラッキョウ)

多数の花が集まって一つの花序(花のつき方)を作っている場合は、花序全体を支えているのが花軸で、個々の花を支えているのが花柄。
次は、頭状花序(例:ヒマワリ)

散形花序の花柄がとれて、花軸の上が平らになった花床の上に舌状花と筒状花が並んでいる。

総苞は、蕾を包んでいた葉(苞葉)で、個々の総苞を総苞片という。
次は、隠頭花序(例:イチジク)

イチジク状花序とも呼ばれ、頭状花序の花軸が肥大化して壷状の花嚢となったもの。
その内面に多数の雌花と雄花をつけるが、栽培品種には雄花がないものもあるとか。

イチジクといえば、アダムとイブが蛇に唆されて“禁断の果実”を食べてしまい、その
“知恵の実”を食べた途端に羞恥心が芽生え、自分達が丸裸である事に気づいて思
わずイチジクの葉で前を隠したという話があるそうだ。

イチジクの葉からは白い汁が出て、それが肌につくと皮膚(タンパク質)を溶かしてし
まうので、アダムとイブはさぞ痛痒い思いをしたに違いない!

イチジク、無花果(クワ科、イチジク属)、別名:蓬莱柿、南蛮柿、唐柿
原産地はアラビア南部だが、日本へは江戸時代初期に中国を経て長崎へ渡来した。
落葉高木で、葉は三裂又は五裂掌状で互生し、裏には荒い毛が密生している。
花期は初夏で、花軸が肥大化した花嚢の内面に無数の花をつける。
果実は、糖分やミネラル等の栄養分が豊富で、食物繊維を含むので整腸作用や便秘にも
効く。 又、葉や茎を切ると乳汁が出るが、タンパク質分解酵素を含むので疣を取る効果
があるとされている。

〔名前の由来〕
果実がひと月で熟す、或いは、毎日一つずつ熟すという意味の“一熟、イチジュク”が
訛って“イチジク”となった。 

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