gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

H29年度Ⅱ期講師研修会

2017-09-04 11:05:58 | 学問
8月24日(木)
 今日は英数学館加古川校・姫路校の教員、職員、講師の研修会を英数学館加古川校本校にて行いました。
 研修(講演)では元公立高等学校教諭、現在NPO法人スポーツクラブ エストレラ姫路理事長をされている樽本 直記先生をお迎えし、90分のお話をしていただきました。
 講演の内容は「生徒に育てられて」。先生の長年の経験を基にお話をしていただきました。

 樽本先生は体育大学卒業後、姫路の定時制高校に赴任されました。そこで、まったく未経験のサッカー部の顧問を命じられたそうです。しかし先生は自分がサッカーを知らないことで生徒たちに迷惑を掛けてはいけないとお考えになり、サッカーの事をかなり勉強され、サッカーの審判の資格を取得され、最終的に日本リーグ最終戦のヤンマー対トヨタの審判を担当されるまで登り詰められました。
41歳になられたとき、先生は働きすぎによる過労と睡眠不足が原因で心臓を患われ、ペースメーカーを埋め込まれたそうです。
 懸命なリハビリ後、生徒指導、サッカー指導に打ち込まれ、琴丘高校在職時には、指導者として兵庫県の決勝戦まで勝ち上がりましたが、残念ながら決勝戦では延長戦の末、敗れてしまいました。その時の、心温まるエピソードなども交えて語っていただきました。
 現在は御自分の夢であったエストパーク(人工芝サッカー場)建設が実現し、自然夢パークが完成。新たなる夢の実現のため日々、活動を続けておられます。
 お話の中で、「常に先生は生徒を見てください。愛してください。」という言葉を頻繁に語っていらっしゃいました。絶対に生徒に対して無関心、無感動であってはならないともおっしゃっていました。
 先生のお話を伺いながら、我々教員はもう一度原点に戻って、教師とは何かを考えなければならないと痛切に感じさせられました。


最新の画像もっと見る