昨夜、8月27日に読売テレビの「24時間テレビ45愛は地球を救う」でスペシャルドラマとして「無言館」が放映されました。
裸婦像のモデルの女性役の檀ふみさん。
50年ぶりにこの絵に対面するモデルの女性。
8月15日.NHKの日曜美術館・選で無言館が放映されました。
戦没画学生慰霊美術館 無言館
長野県上田市 美術学校で又は独学で美術を学んでいたが若くして戦没した画学生の遺作、遺品を集めた美術館です。
展示されている絵のモデルとなった女性が1997年の開館から2年後に無言館を訪れて来館者ノートに書かれたモデルの女性の言葉を窪島館長が読まれた。
「日高安典さん、安典さん。やっと貴方に会いに来ました。あれから50年、私はおばあちゃんに成りましたが、この絵の描かれた日を今もはっきり覚えています。・・・」
「裸婦」日高安典·画のモデルさんが来館して感想を書かれた。来館者ノート。
「裸婦」を描いた日高安典さん
(享年27)
右、窪島館長
遺された絵も年月と共に傷みが酷く今もアトリエ山領で修復作業が続けられています。
若くして出征して亡くなった日本の画学生の遺作・遺品の美術館が上田市にあります。私の友人の美喜さんが2014年にこの無言館を訪れた時に詠んだ短歌を紹介します。
無言館 美喜
〇平成の世に開設のこの館画学生らの遺作を並ぶ
〇こころざし半ばに逝きし画学生の若さの滲む絵に対ひあふ
〇太き線に命あふるる自画像の見開くまなこの深く澄みたり
〇丸みおび穏しき面の揃ふ絵に家族の絆のほのぼのと見ゆ
〇若くして散りたる人らの遺す絵は今もて若き命をたもつ
〇力強き絵を描きたる若者らの無意義の戦に散りて帰らず
〇四百余通の「必ず帰る」と妻宛の戦地の手紙の空しく遺る
〇それぞれの絵を守り来しうかららの長き戦後を付記に読みたり
〇新妻の裸像画の瞳まさやかに夫の帰還をひたに待ちしか
〇画学生のはづむ心の滲む絵に対へば時の過ぐるははやし
「君を忘れない」 は8月15日にアップしましたので、そちらもご覧ください。28歳で戦死したイギリス兵の清明な詩をお読み下さい。
リコも無言館を訪れようと色々調べましたら、ネットの情報に寄ると長野県上田市は寒い土地なので秋、冬の訪問はお勧めできないとありました。火曜日は定休日で通年開館です。
基本的に2人で申し込みすることになっていたのですがわたくしは1人旅でした。偶然1部屋に空きが出たのでしょう。
長野から軽井沢まで乗るのですが帰りの便で上田で下車1泊。翌日上田城などをタクシーで行きましたがそのタクシーの運転手さんにこれからの予定を聞かれ別所温泉と告げましたら、案内するから乗ってくれと言われ、一瞬迷いましたが5時間くらい案内してもらいっ別所温泉の宿につけてもらいました。
その上田から別所温泉に行く途中に無言館があり、立ち寄ってもらいました。
他に観覧者がいなかったのでゆっくり、じっくり若き戦没画学生の優しい絵を見物したのです。
是非、コロナ禍が収束したら出かけてきてください。
ちなみに窪島さんは水上勉さんのお子さんですね。
茉奈さんは無言館に行かれたのですね
無言館は館長さんが水上勉さんの息子さんで一時有名になりましたね
NHKの番組で館長さんが「君の命は何の為に在るのか」と言われたのは衝撃でした。
ぜひ、来年と思っています。
無言館は、私の高校がこの上田市にあったことから、帰省の際幾たびか訪れ、
そのたびに展示された絵画との会話をして参りました。
そして、それらの絵に込められた画学生たちの無念の思いを感じて参りました。
この場所は、静かな祈りに満ちた場所とも思っています。
なお、10時ごろに、私のブログへコメント頂いたとのことですが、残念ながら届いていないようです。
お手数ですが、再送等頂ければ幸いです。
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
残念ながら無言館のドラマ見ず終い(;_;)
見たかったです。
札幌は急な秋の気配です。
今日もどうぞお元気でお過ごし下さいね。
リコです
無言館はとても評判の良いドラマですから、再放送がありますよ
ウオッチしてて下さいネ
個人として一人旅で観覧したいが、叶わない。
リコです。
貴方の人生は山あり 谷ありですが、元気に乗り越えて来られましたね
リコはスマホで自撮りした写真が酷い顔ですっかりここ数日、萎んでいます
まあ、つまらないことにグズグズしないで頑張ろう、貴方の様に。