リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

原始林を守れ

2020-09-10 | お勧めの本
2019年ピュリッツァー賞受賞の674頁、厚さ3cmのこの本を読んでリコも散歩の公園の樹を、庭の木を見る目が変わりました。

リコは2か月もかかりこの本を読み終えました。こんなに長くかかったのは初めてです。
本を読みながら回りの自然を眺め、樹樹が地球環境と人間や生物に与える恩恵に付いて、そうなんだと考えていたから随分と読み終えるまで時間が係りました。

リコも感想文を書こうと思いましたがとても手に負えませんので皆さんも下記のブログを読まれ、本を読んでみてください。

ブログ「犀のように歩め」にこの本『オーバーストーリー』に付いての記事が素晴らしいので紹介します。
リンクしましたので、タップしてぜひお読み下さい。


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コロナニモ負ケズ

2020-08-23 | お勧めの本
緊急事態宣言が出た翌日の4月8日から4月中の日記をいち早く
6月30日に出版された。
446頁、3cmもの厚さの力作です。
コロナにも負けず働く77人、闘いの記録です。

様々な職場で様々な人が力を尽くしてくれているので社会が回っていると気づかされる各人の日記です。

パン屋、ごみ清掃員、葬儀社スタップ、医療関係、演劇関係,ミュージシャン、ホストクラブ、タクシー運転手、など、77人の緊急事態日記。

その一部を紹介します。
〇とも子さん(仮名)38歳
夫婦2人で「お酒の飲める総菜屋」を福岡に営む。
地味なことをコツコツと毎日続けてきた「総菜屋」としての、側面が今の私たちの自信へと繋がっている気がする。「地味なことは打たれ強い」んなことをしみじみ感じている。

〇評論家(75歳)
大林宣彦監督の言葉を紹介されていた。
「ひとは、ありがとうの数だけかしこくなり、ごめんなさいの数だけうつしくなり、さよならの数だけ愛を知る」

〇劇団スタッフ
過去は今に繋がっている。すぐには見つからないかもしれないけれど、今できることを探していこうと思う。

〇旅行会社社員(41歳)
『コロナの時代の僕ら』の中にいずれ訪れる流行の終焉とともに風化して忘れ去られていく記憶を留めておくために、忘れたくない物事のリストを作ることを推奨している。
上記の本を読んで、彼は3つ程書き出して、嬉しかったことも自分の心の醜い部分も、しっかり覚えていなければならないと結んでいる。

〇占星術家(52歳)
厄災は避けられない。厄災(disaster)は元来「幸運の星から離れる、dis-asterと言う意味である。」しかし、だからこそ、僕たちは深く考えるConsiderすることが出来る。そして、熟考Considerとは、「星とともにcon-sider」の意味でもあることを僕は今、思い出している。

★リコは最近、とても心配しています。異常気象での猛暑と豪雨による農業作物、家畜への被害の甚大さと、コロナパンデミックで農業関連の労働力が大幅に減り、刈り入れと種蒔きの労働者が確保出来ないそうです。
日本は食糧自給率が約4割りで6割を輸入に頼っています。
日本はきちんとした食糧対策をしなければいけません。



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ガンバ、グリックたちの冒険④

2020-07-19 | お勧めの本

②で紹介 ④2冊とも今日、紹介
  
  冒険者たち
ガンバと15ひきの仲間
登場人物(名前を聞くだけでキャラクターが想像出来ます。)
*町ネズミ(2ひき)
②で活躍したドブネズミの兄貴分のガンバとマンプク。

*港ネズミ(2ひき)

*船乗りネズミ(11ひき)
シジン、アナホリ、カリック、オイボレ、テノール、バス、長老のガク
シャ、力持ちのヨイショ、すばしこいイダテン,さいころ好きなイカサマ、バレット。

*助けを求めに来た島ネズミの忠太、以上16ひきの一行です。

人生を生きてく中で色々な事に遭遇します。その時にどう行動するかでその後の人生が別れていきます。
天網恢恢疎にして漏らさず
(てんもうかいかいそにしてもらさず)ですから意地悪をしたり人を落とし入れたりすると本来自分が辿るべき道を歩けません。

この物語の流れを登場ネズミの言葉から箇条書きにしました。登場人物の名前の通りの役割を果たし、中には死んでしまうネズミもいます。

〇自分の選んだ道を人にも押し付けない。
〇誰かの為に頑張る。
〇ガクシャの言葉「経験から避けなければいけない物事を学んでいく。」
〇恩返しをする、世の中の人達を助け合う。
知らぬ間に人を助けたり、人に助けられたりお互いに助け合い生きていこう。
〇イタデンは走るのが早いので何時でも走るやつを観察していたので島で急に馬車を走らせることが出来た。
〇オイボレは年の功で若者には判らない助け方でネズミ一行を救います。
〇敵のリーダーのイタチのノロイの姿、声、振る舞いの美しさが最大の難問です。

【あらすじ】
イタチの集団(リーダーは白い毛が美しいノロイ)に襲われ壊滅的な被害をこうむり、命からがら島を抜け出した島ネズミの忠太は、偶然会ったガンバに助けを求めます。上記の15匹とガンバが同情して島に向かいます。
当初はネズミ100匹、イタチ69匹の戦いでした。
ガンバにも忠太の姉の潮路との恋の芽生えがありますがどう運ぶでしょうか。
呪術的な魅力を持つノロイに追い詰められながら、オオミズナギドリに助けられて難関を突破していきます。

  ガンバとカワウソの冒険
四国で絶滅の危機に瀕しているカワウソを助けてガンバと仲間が活躍する物語です。
登場する動物の言葉、行動が人間にも参考に成る程素晴らしい物語です。
ぜひ、ご自分でこの3冊をお読み下さい。
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ガンバ、グリックたちの冒険②

2020-06-27 | お勧めの本
6月23日の①続きです。



この本は小学生以上に向けて書いてあるのにシニアのリコは大いに感動しました。
アラ7のマダムのリコの中に眠っていた幼心が目覚めてグリックと一緒に冒険に出かけます。自分ならどうするのかハラハラドキドキの連続です。

登場人物は主人公のシマリスのグリック、鳩のピッポー、ドブネズミのガンバと、メスの右足を痛めているのんのんです。
ペットショップから買われて家庭に飼われている、フラック(年上のメスのリス)とグリックです。ある日、鳩のピッポーにリス族の生まれ故郷の北の森の話しを聞いてグリックはそこへ行く事を決心し逃げ出します。途中でドブネズミのガンバの命を救ったことからガンバの仲間のねずみ達とクマネズミと縄張り争いの戦いを経験し、ガンバに送られて動物圓に着きました。ガンバはそこが北の森と勘違いしていました。
この動物園でメスの右足を痛めている「のんのん」と知り合い共に北を目指す物語です。のんのんの右足の傷には深い物語が在ります。
途中、道に迷ったり、猫、ノスリ(タカの仲間)、キツネに襲われながらも、吹雪、飢餓に堪えて旅を続けます。
あまり詳しく書くとダメですから後はご自身でお読み下さい。
動物たちの台詞が心を打ち、美しい自然、厳しい自然が巧みにつづられています。

最大の危機は乗り込んだ船に穴が開いて水が入ってきて船が沈みつつあります。
二匹ともおぼれて死ぬかもしれません。



吹雪の中、空腹と疲労で遭難しかかった二匹です。
そこへ助けの神が現れます。


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ガンバ、グリックたちの冒険①

2020-06-23 | お勧めの本

goo友さんに紹介された「冒険者たち」をアマゾンで検索していたら、3部作のシリーズだそうです。今日、届きました。
この本は小学4,5年以上と書いてありますが、シニアのリコはこの本を読んで人生の再起動が出来る良い本だと思いました。
急ぎ皆様にご紹介します。


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