りすこ寫眞(しゃしん)

日常の風景を 気の向くままに撮ってみました

人生で必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ

2011-01-19 | 心理楽
人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ (河出文庫)
ロバート フルガム
河出書房新社

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人間、どう生きるか、どのようにふるまい、
どんな気持ちで日々送ればいいか、
本当に知っていなくてはならないことを、
わたしは全部残らず幼稚園で教わった。

人生の知恵は
大学院という山のてっぺんにあるのではなく、
日曜学校の砂場に埋まっていたのである。
わたしはそこで何を学んだろうか・・・・・。

何でもみんなで分け合うこと。

ずるをしないこと。

人をぶたないこと。

使ったものはかならず元のところに戻すこと。

ちらかしたら自分で後かたづけをすること。

人のものに手を出さないこと。

誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。

食事の前には手を洗うこと。

トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。

焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい。

釣り合いの取れた生活をすること。

おもてにでるときは車に気をつけること。

不思議だな、と思う気持ちを大切にすること。

ロバート・フルガム『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』より


相手を攻撃することで自分を防御するって方程式が当たり前のようにできあがり

世界中で争い事が起こる

それを止めるためにするべきことは

幼稚園児でも学ぶこと 

でもすごく難しいこと その渦中にいる人たちにとっては



当たり前のことを当たり前のように出来る人は幸せなひとです

まちがいなく 人にも運にも豊かな心にも恵まれるんやないかと思います

機嫌がいい時だけ出来るとか 出来るフリが出来るとかはいけません

大切な事は いつも一定して 恒常的に出せるかどうかということです

もちろん 幸せになるための方法論はそれがすべてではありません

けれども 当たり前のことを当たり前に出来る人は 

たとえそれが 一見遠回りなことのように見えたとしても

間違いなく幸せに生きていけるんだろうなって そんな風に思います