色辞典

ちょっと専門的な色のお話♪

スリムに見える色って?

2006-11-26 17:27:21 | 色の不思議
さて、引き続き、色相環のお話です♪



↑色相環の中でも、暖色は膨張して見えたり(=膨張色)
 前に進出して見えたりする作用(=進出色)があります。

 反対に、寒色は収縮して見えたり(=収縮色)
 後ろに後退して見えたりする作用(=後退色)があります。


ということは・・・

スリムに見せたいならば、
寒色がお勧め・・・ということなんですね!

実際に、青色は痩せて見える効果があるといわれています!
逆に、華奢なボディラインが気になる方は暖色系のお洋服がおすすめ。

青色は、食欲を抑える色ともいわれているので、
まさに、ダイエット色★★★

試してみる価値、あるかもしれません

「色温度」「色時計」が存在する?

2006-11-19 18:35:47 | 色の不思議
今日は、日本の代表的な表色系であるPCCSから・・・

●光の帯をぐるっと輪にすると、「色相環」ができあがります。

↓こんな感じです。



この色相環の中で、人はオレンジに近づくほど
暖かさを感じ(赤・黄・オレンジは暖色)、
ブルーに近づくほど寒さを感じる(青、青紫等は寒色)
・・・といわれています。

赤と青では、心理的な温度(体感温度)が3度違うとも…
 


・・・ということは、


夏は寒色系、冬は暖色系のインテリアでまとめれば、
省エネでお財布にも地球環境にも優しいお部屋が完成!!


ほかにも・・・


人は暖色の部屋にいると、時間の流れがゆっくりと感じられ、
寒色の部屋にいると、時間の流れが早く感じられるそうです。



短い時間でゆったりした気分になれるから、
回転率を上げたい飲食店や、楽しい時間を過ごしたいときは、
やっぱり暖色系のインテリアが正解!!

そして、単純・単調な作業をする部屋や病院の待合室等、
時間の流れを早く感じさせたいときには、
寒色系のインテリアでまとめるとgooですね☆☆☆

色によって、温度や時間の感覚が変わるなんて、
不思議ですね(^^)

世界の「表色系」

2006-11-12 16:18:35 | 色の基本
前回に引き続き、「表色系」のお話です


「表色系」はプロ野球の「選手名鑑」のようなもの・・・
なんて、かなり強引な説明をさせて頂きましたが・・・(^^;

でも、ほんとに似ているんですよ★★

毎年、色んな出版社から「選手名鑑」が発売されていますが、
やはり出版社ごとにそれぞれの個性が出ています。

打率や盗塁、年俸やホームラン数等、
「客観的」な数字を示しただけのものもあれば、

選手一人一人のプライベート情報が詳しく載っている、
やや「主観的」な選手名鑑もあります。

チーム同士の戦力が比較しやすいものもあれば、
個人の戦力を比較しやすいものもあります。

同じように、「表色系」にも個性があって、
それぞれに長所や短所が存在するからおもしろい!


代表的なものに・・・

①マンセルシステム
   アメリカで生まれた表色系。
   色を正確に表示できるという特徴があります。

   アメリカでは「ANSI」という工業規格にも採用。
   日本では「JIS」で採用されています。


②オストワルトシステム
   ドイツで生まれた表色系。

   配色調和を考えるのに便利という特徴があります。


③NCS
   スウェーデンで生まれた表色系
   
   スウェーデンの国家規格(SS)に採用されています。

   これはすごく個性的な表色系!
   心理的な尺度(色の見え方)を用いて体系化されています。

   
④PCCS(日本色研配色体型)
   (財)日本色彩研究所が開発した表色系。

   色彩調和や色名を正確に表す働きに優れています。



色んな表色系がありますが、色彩検定3級では、
PCCSが必ず出題されるといわれています。

PCCSは「明度」と「彩度」を合わせた
「トーン」という考え方が採用されていることが特徴です。


次回はPCCS「色相環」の秘密について迫ります