りさの苦手日記

りさには苦手な事がたくさんあります。

やっぱりおおかみ

2015-09-29 19:15:09 | 日記
今日は、久しぶり❓に絵本を紹介します。

『やっぱりおおかみ』という絵本です。


真っ黒なおおかみ。
シルエットだけで、笑っているようにも見えるおおかみが主人公の話です。



この世の中におおかみはいなくなったと思われていますが、いっぴきだけ残っていました。

おおかみは、友達を探します。

「おれに似た子はいないかな」

うさぎの国、ヤギの国、ブタの国、シカの国に行きますが、誰も相手にしてくれません。
みんな怖がって去ってしまいます。

おおかみが使うのは「け!」という言葉
だけです。



ビルの屋上に行きます。

おおかみは、そこにあったアドバルーンの紐をちぎってみました。

おおかみは、風に飛ばされるアドバルーンを見て、こういいます。

「やっぱりおれはおおかみだもんな」


この絵本はこれで終わりす。




おおかみが自分と似ている子を探すのは、「嫌われたくない」からでしょうか❓

友達もなく、誰ひとり自分のことを理解してくれないと感じるとき…

誰もが言いようのない寂しさや悲しさに心が塞ぎ込んでしまいますよね⁉️



ですが、おおかみは何かを悟ったのでしょうか❓

「やっぱりおれはおおかみだもんな。
おおかみとしていきるしかないよ」


まっすぐ前を見て、歩き始めたように感じます