福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

クローゼット ガール

2016年02月20日 | 日記

成田久さんの個展

「クローゼット ガール」にて


クローゼットガールしてきました。(娘がね)



代々木上原のギャラリーYORI(より)さんで開催されるこちらの個展は
以前は毎年のように開催されていて
私も主人とよく行って、バッグを買わせて頂いたり
いろいろ思い出もあったのですが
気づいたら7年ぶりということで
今回は娘と行かせていただきました。


(展示は1/30~2/14でしたのですでに終了しています。)





毎回、真っ赤な絨毯が敷き詰められた空間に
白い横長の引き出しのクローゼットがひとつ。


その引き出しに久ちゃん作品が入っています。


自由に着れるとあって、娘ははりきっておりました。





久ちゃんも
「やっぱり、こういうの好きなんだー。」

と女の子の嗜好に感心していました。






今回は「赤」「白」「黒」の服やバッグ、新作ブランケットなど。





お花のお飾りもありました。
こちらヒモが長いので
頭に巻いたり、ベルト代わりにしたりといろいろできます。







いろいろヒモ部分などをアレンジしたり
着方はその人次第です。


久ちゃんの作る布は、細かく格子状に縫われているので
来たり動いたりすると、色々な表情を見せます。

これがなかなか有機的で面白いのです。




娘のインフルエンザにともなって
今回は行けるかどうかわかりませんでしたが
終わり間近にすべりこむことが出来
無事に行くことができました~。



先週末は暖かかったのも幸い、
つまらない1週間をすごした娘はこの変身展示に大満足でご機嫌でした。


久ちゃんのバッグ作品がやはり欲しかったのですが
今回は別のものをゲットして我慢しました。


すでに7年たっていたとは・・・。

まだ子供がいない時だったのだなとしみじみ・・・。



久ちゃんは、某有名会社の売れっ子アートディレクターですので

その仕事の合間に、こんな展示をしていて

本当にエネルギッシュすぎて
すごいなと感心するばかりです。


娘は、以前久ちゃんが家に来て会ったことは記憶になかったらしいのですが
(去年の話なんですけどね~)
今回はしっかり記憶されたのではないでしょうか。



お休み中に「ヤモリ」の特集番組を見たので
このギャラリーでもヤモリ探しにいそしむ娘でした・・・。
(わけわかんないんです・・・。)




バレンタイン

2016年02月16日 | 日記



今年のバレンタインも
SWEETCHさんのものを注文しました。

(ほぼ、自分が食べたいため)




サイトはこちらから

http://sweetch.jp/2016valentinesday/








ピスタチオとストロベリーの生チョコ

スプーン型のココアクッキーで生チョコをすくって食べるのですが、

これ、秒で無くなりました・・・。


主人のために買ったものでしたが、
子供達の勢いが凄くて、大人たちはかろうじて一口食べれたような・・・。


息子の甘党っぷりが心配になります。






こちらは瀬戸内レモンピールとトリュフのチョコで、
すっごーーーーく美味しかったのですが
大人な味だったようで
子供達は勢いで食べてみたものの、その後は手をつけず
大人が楽しませていただきました。


2種類頼んでおいてよかったわ。



上の写真、私が箱が閉じないよう手で押さえながら撮影しているを見て、
2歳の息子も無言で箱が閉じないよう手伝ってくれるのです。



空気読める男子なのね。

びっくりだわ。



あるいは撮影終わらないと食べれないということがわかってのことか・・・

いずれにしても空気読めてる。


姉さんは、こんな空気読める事したことないわ。
2番目ってすごいのね。







毎年の事ですが、
バレンタインの前日が主人の誕生日ですので
同時に祝います。


主人は刺身がとんでもなく好き。

ずっと食べてられるらしいです。


というわけで、最近は近所の魚屋さんにお造りをお願いしております。



食べるのはほぼ主人のみなので、こんな感じに仕上げてもらいました。
(写真だとこじんまり見えますが、お皿が大きくて結構たっぷりなのです。)


大変喜んでくれ、大根のつままで綺麗に食べきったのでした(笑)。

魚屋さんありがとうございます~。






私は嫌いではないのですが、最近はお刺身をあまり食べる事が出来なくなりました(涙)。

この冬の時期は、こどもの看病や自分も風邪ひいたりと体力が落ちている事が多いのでしょうか?
魚でも肉でも生でいただくのって、こちらの体が健康でないと受け付けない気がするのですが。


主人って生牡蠣が大好きだったり、体が丈夫なんだな~とつくづく思います。
(知恵熱は頻繁に出しますが・・・。)



私も以前は海鮮丼とか大好きだったのに

歳のせいかしら、やだわ~。






全然関係ないのだけど

夜お風呂から上がって、寝る前にちらかされたリビングを片付けるのですが

すでに照明は落ちている中




こういう中に、本物の動物がいるとかいないとかで
毎回ドキドキさせられるんですけど・・・。



全部ぬいぐるみだと思って片付けようとすると動くから
結構ビックリするものです(笑)。


10歳になったグラムさんは眠りが深くなり
ほぼぬいぐるみと同化しています。









休み明け

2016年02月15日 | 日記



なんだか、長かったような短かったような・・・。



娘がインフルエンザB型を発症したので、保育園をお休みし
わたくしがお付き合いいたしました。



娘の保育園ノートを見たら、トータル10日間のお付き合いだったようで
疲れたわ・・・。



やっと今日から登園して
ちゃんと仕事ができそうで、ほっとしているのですが
今日はまた寒くて・・・。


やだなー。
寒いのやだなー。






年明けから、こどもの病院ばかりでして

まず息子が鼻水ズルズルしてきて、
中耳炎になるのが怖いから早めに耳鼻科を受診したのに
やっぱり中耳炎になり、


お次は姉さんが使っているハサミを使いたいって言うから
見ている状態で弟に使わせたにもかかわらず、一瞬で目に当たり眼科受診・・・。


充血もなくなり良くなってきたら、
ほっぺたの赤みがひび割れ?
みたいなところからブツブツと湿疹へ。
なぜか手のひらや足の甲から腕や足へ全身に広がり
皮膚科受診・・・。
(湿疹の原因がわからないと保育園の登園できません。)


その間に娘の歯医者なんかもあり、


「ふう~。」


男子ってこんな感じ?


とため息つきながらも

ああ来週から集中して仕事ができる
なんて
思っていた矢先に





ドーーーーン!





今度は娘



インフルエンザB型!





保育園でのインフルエンザ蔓延ピーク時は免れて、
無事に保育園最後の演劇発表会出演をこなしたその帰り
ガクガクしているので
「トイレ?」
って聞いてみましたが
違うようで、
あやしいとは思っていましたが
熱を測ったら38.8℃!


土曜って厄介でして
インフルエンザって発熱から6時間~12時間くらいしないと検査結果がでないので、
土曜のお昼に発熱したところで、
唯一近所でやっている病院の15時半とかの受診時間内には
結果が出ないので(発熱から3時間しか経ってないし)、
検査せず解熱剤などをもらって帰宅・・・。


しかもインフル発症の48時間以内に
タミフルやリレンザを飲まないと効かないわけで
日曜をはさむと月曜の午前中受診でぎりぎりな感じです。


どないしょ~(涙)!

と思っているうちに娘の容態はグングン悪くなり、
解熱剤を飲んでも40℃近い熱・・・。


翌朝も40℃の熱とともに嘔吐。



明らかに朦朧としている様子・・・。




もうこれはアカンーーーー!!!
(関西人ではありませんが心の中ではこう言ってました。)




と、休日救急診療に電話して駆け込みました~。



幸い地域内に休日診療の病院がありまして
6歳の120cm近い娘を弟のベビーカーに乗せ
頭にアイスノンを巻き、マスク、マフラー、毛布で完全防備でガーっと商店街を突っ切ったのであります。



そして無事に?インフルエンザB型の結果が出て
タミフルが処方されました。



えーと、今年もインフルの予防接種を受けておらず
重症化するかもしれないと
前日のお医者さんにも言われていたので
大変、それはそれは大変焦りましたよーーーーー



来年は受けてくださいと言われました・・・・。
一昨年もインフルやっているのだから、もう受けるしかないです。


弟に移るのが怖いので今からでも受けさせようかと思いましたが
「もう(予防接種)やってるとこないよー。」
とのこと・・・・(涙)。


弟に(あるいは自分に)移るのでは、という恐怖との戦いの看病でした。



罹患時は保育園最後の演劇発表会を見に来ていた両親がいましたが、
インフル確定次第
「じゃっ!」と静岡へ帰宅。

個展前で何を話しても上の空の主人はいないものと考え
私が見ます!と、覚悟を決めました。



さすがインフルB型
胃にくるらしく、
最初のタミフルも嘔吐とともに吐き出されてしまい
翌日もお腹減ったと言って朝の4時にお粥を食べ、
また全てもどすわけで、
熱が下がってありがとさーん!でしたが、
食がなかなか戻らず
長引きました・・・。



登園可能日を翌日に控えて、また夜は発熱・・・。


これがトータル10日なわけです。


弟には今の所移っていないようで、これ幸い。
1人で土曜保育にも入ってくれて本当にありがたいです。


金曜の夜くらいから熱が上がることもなくなり、
明らかに回復の兆しを感じました。




土日が暖かかったのも幸いでした。



春って尊いね。





そんな娘とのお休み期間中は

保育園で作った「”きりたんぽ”やりたい」
とのことで





お昼はご飯をついて
きりたんぽを一緒に作ってみたり。



梱包のお手伝いをしてもらったり



(ガムテープに関しては「あそこの工事現場から持ってきたの~?」と言われました。笑)




油断すると梱包用のプチプチを潰されてしまうので




いらない端っこをあげて、
無事に梱包がスムースに運ぶよう
気をそらしてみたり、


基本はアトリエ内の私のお仕事横で塗り絵やお絵描きをしてもらいました。



先日のアフリカンダンスのワークショップで
セネガルの布で体を巻いたりした民族衣装の体験もあったそうで
家で「こうやるの~」とやっていたので

そうだ、それっぽいのある

と思い出し

だしてあげました。









長いスカートへの憧れ~。



終盤は、家にずっと入られないので(私も)


昼間の少しの時間、近所でストライダーをやったり


ちょっと私の用事に同行してもらいました。

無理はできないと、
電車移動後はまず休憩。



甘いフローズン系のを頼むと、子供のだと思うのか
(まあ、子どものですが)



うさぎが描いてあってかわいかった。



甘いのを口にできるようになったのはだいぶ回復した証拠で、安心しました。

この後本人の希望でワッフルも食べてました。




娘と2人だけでの時間はなかなかこんなにタップリ取れないので
娘もここぞとばかりに甘えて、
なかなか良い機会だったのかもしれないです。


(実はアトリエで某CM撮影が行われる予定でしたが無くなり、不幸中の幸いでした。
インフルエンザのお家で大勢のスタッフが来て撮影なんて
大変なことになりますよね・・・。)



つくづく健康第一です・・・。









中野

2016年02月09日 | 日記


先日は娘をこんなのに参加させてみました。





「アフリカンダンス&パーカッション」

アフリカンダンスと楽器の体験レッスン

とのこと。


こちらのイベントは「ふれあいこどもまつり」という企画の一環で、
いっぱいある演劇とか参加型のワークショップの中のひとつです。


私の父が、民族ものが好きなので
一緒に参加していただきました。


アフリカンダンスとか楽しそうじゃん~。
ノミが跳ねるように飛ぶっていうやつでしょう。

たまには毛色の違ったもので自分を解き放つが良い!
と思って参加させましたが・・・
はじめてものは異様に警戒する娘ですので
おじいちゃんの話によると、部屋の隅に行って参加しなかったとのこと・・・。
最後のパーカッション自由時間は参加したとか。


でも、お迎えに行った私の前では
アフリカンダンスの飛ぶのやってくれましたがね~。
クラス内でやってくれると、みんなと踊れて楽しかったのにね。


まあまあ、ちゃんと響いていたみたいなのでよかったです。



場所は中野でしたので、
先日発見したこちらを見に行って、広場で遊びました。



犬の像がたくさんあるので、なんで?
東京タワーの下にあった南極探検隊の犬ぞりの犬たちの像がこちらに移転されたわけじゃなし。

と思っていましたが、





徳川綱吉が出した
「生類憐みの令」のお犬様のお屋敷がこちらにあったのですねー!





知らなんだ~。


現在の中野区役所あたりの広大な敷地が全て
犬を囲っていた建物があったそうです。


教科書の中に載っている遠い昔のものだと思っていたことが
急に現実的に感じられてビックリ。


お犬様の屋敷だって綱吉一代のものだと思ってたし
痕跡なんて残っていないかと思っていましたが、さすが江戸=東京です。

あるんですね~。



さて、おじいちゃんと娘がワークショップに参加中
私は、若松河田の備後屋さんへ。

私の周りで出産が相次ぎ、女子には郷土人形の雛人形をあげたいなあと
見に行ったのです。
男子もいたので、いろいろ見繕いに行っていました。


元マネの増賀さんのお子も1歳になるので、
雛人形をあげたいけど、もうあるかな~とか悩んでいるときに
目に入ってきてしまった



この子!


か、かわいい・・・。


視線がクギ付けになってしまい
お雛の郷土人形から急遽変更。


こちらの福岡県の赤坂人形のフクロウをプレゼントすることに。

江戸時代中期頃から、有馬藩の御用窯・赤坂焼の産地として栄えた筑後赤坂の郷土人形です。
素焼きに着彩しているところが特長です。


こちらのフクロウは笛になっているので
「ホーホー」と本当にフクロウさんのような音色がします。


店頭には1体しかなかったのですが、
倉庫にまだあったとかで

結局自分もゲット(笑)。


かわいいのでいろいろな角度からご覧ください(笑)。

















かわいい・・・。




他にも赤坂人形はいろいろあって悩みました。
(いつも入ってきていなくて、この日は豊富に入っており、より取り見取りでした。)



結局のところ
弟君がやらかさないようについてきてくれた主人が・・・






「お稲荷さん義太夫」と「大黒さんと恵比寿さん」を購入していました・・・。
(主人は幼少期の林間学校でお稲荷さんに囲まれた?とかの原体験からお稲荷さんを大事にしています。)








静岡グランシップアートコンペ2016

2016年02月05日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


今年もやってまいりました。


「静岡グランシップアートコンペ2016」


こちらの公募展の審査会が行われました。



というわけで
ビューンと日帰り静岡してきました。


とっても良い天気でしたが
新幹線の中からの富士山絶好のビューポイントでは




「・・・・」


あの雲の中に富士山がいると思われます。



しかしグランシップのある東静岡駅につくと





「!!!」


雲の上から出てますーーーー!!!


見えてますーーーー!!!


あー、なんか嬉しい、安心。



というわけでこの富士山を見ながら右に目をやると




「グランシップ!」


こちらが巨匠 磯崎新建築の本会場でございます。

すばらしい。



駿河湾を抱える静岡から船をイメージしたデザインになっています。


こちらは文化複合施設でして、
コンサートから演劇、展示、いろいろなイベント会場として
年間を通してたくさんの方がお越しいただいている施設です。



この施設の入り口横にショーウィンドウがあり、
そこの展示作品を毎年公募で募集しております。


この日の展示は、昨年の受賞者の作品です。






昼間はガラスの写り込みが多くてよく見えないのですが
夜の展示はドラマチックで素晴らしいです。


ポップで不思議な動物たちが行進しています。



昨年の受賞者 杉谷一考さんの「ーここではないどこかー」です。

展示期間は11/5~3/27日になります。

1年間に2人の受賞者が前期と後期で展示します。




今年の応募作品が揃い審査会が行われました。




審査員は
審査員長 秋元雄史さん(金沢21世紀美術館館長)

繁田和美さん(空間デザイナー)

石塚正孝さん(グランシップ館長)

と、私の4名になります。








じっくり見させていただきました。

(写真はグランシップのスタッフの方に撮っていただきました。)



今回は応募数が昨年の倍近くあり、嬉しかったです。

みなさんと話し合い、
グランシップ賞の2作品、奨励賞の2作品の
合計4作品を選ばさせていただきました。


いろいろな作品があり、大変おもしろかったです~。



来月、表彰式がありますので
その時にまた詳細をお知らせいたします。






さて、グランシップの展示室では毎年お雛様にちなんだ展示があり


今年も



高松宮妃の「おひなさま展」があるようです。


私は豪華お雛様の展示大好きです。

静岡は徳川最後の将軍徳川慶喜さんが過ごした地であり
慶喜公の孫にあたるのが高松宮妃喜久子さまとのこと。

その高松宮妃のご成婚の際にお持ちになった京雛が展示されるようです。


展示は無料だそうです。


そして高松宮妃とは関係ないのですが
こちらに注目!





答礼人形「富士山三保子(ふじやまみほこ)」里帰り展!!!


「ふじやまみほこ!!!」


な、なんですとーー!

「フジヤマミホコ」という名なのですね。


これは富士山と三保の松原から名前をつけたのですね。
な、なるほどーーー。

ダジャレとかではなく大本気(マジ)な話なのですね。



答礼人形とは日米友好の際にアメリカから西洋人形が日本に贈られ、
そのおかえしとして日本から日本人形が贈られたというやつですね。


チラシを読みましたところ、
「昭和2年、日米友好の証として、アメリカから12,739体の西洋人形「青い目の人形」が贈られました。県内(静岡県)にも253体の人形が届き、その返礼として、
渋沢栄一が中心となり、日本全国から58体、本県からは人形師・平田郷陽作の「富士山三保子」が贈られました。
戦争という不幸な歴史を乗り越え、大切に保存されてきた「富士山三保子」が89年ぶりに静岡へ里帰り、県内に現存する「青い目の人形」5体とともに展示されます。」

と、あります。

なるほど~!



「富士山三保子」すご~い!


よくぞ、大切に保管してくださいました。
ありがたいです。





次回表彰式で来たときに「富士山三保子」さんを拝んでこようかな。





静岡に来た際は別件の打ち合わせもあったのですが
そこでいただいたお菓子が





「えっ?石鹸?」







主人から

「石鹸にしか見えない」


と話題に・・・(笑)。





切ったらちゃんとお菓子でした(笑)。

「ムッシュ・モイズミ」という地元産の食材を取り入れた
和・仏 食彩工房のスイーツメニューのようです。


ちょっと食べたことないショコラの食感(ういろうみたいな感じ)でしたが
美味しかったです。


お仕事の休憩時においしくいただきました。


お気遣いありがとうございます~。