福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

from イタリア

2010年05月14日 | 過去のBLOG記事

ゴールデンウィークが終わりましたね。
みなさまはいかが御過ごしになられましたか?

私のゴールデンウィークは、娘のロタウィルスにはじまり、
私のロタウィルスで終わりました。
休み空けの病院は混んでいましたー。
はじめてこんなことで点滴を受けました。

いやはや大変でした。
おかげさまで、2人とも回復しています。


まずは・・・。
婦人画報!
6月号が発売されました。

今週の表紙は高島礼子さん!

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お美しくて、チャーミングで本当に素敵な方です。
紫のコートをとってもエレガントに着こなして下さっています。

そんなコートのイメージから「つばめ」です。

Photo_11

今回は、撮影時から編集長とも不思議に
「つばめが飛んでる感じが・・・。」などと言っていて、
イメージがぴったりと当てはまっていたのです。

発売される頃、本当につばめがひゅんひゅん
飛んでいるのを見かけたりして、嬉しく思いました。


少し前になりますが、別冊文藝春秋の5月号も発売されています。
桐野夏生さんの小説「アポカルプシス」の扉絵です。

Photo_12

ついに、マヤが東一とご対面!
目が離せません。
頑張れマヤ!


そして、以前にもブログでイタリアの友人の
来日を書かせていただいたのですが・・・。

今回はベビーを連れての来日です!
私の娘と同級生なのです。

私の大学の友人がイタリア人の男性と結婚したのですが、
私が妊娠してそのことをメールなどでやりとりしていたら、
あちらも妊娠が発覚。

イタリアというお国柄の妊婦をとりまく状況やらを
毎回楽しく聞かせていただいていました。

しかし日本はいろいろな面で手厚くていいですね。
イタリアは出産後3日で退院なので、結構ハードです。

友人が心配していたのは、両親学級で
「出産の時にあまりの痛さから、立ち会いの旦那に
向かって暴言を吐くので、旦那様はそれを真に受けないように!」
と言われた事(笑)。

それはイタリア人女性だからなのか、
日本でもそんなことがあるのか?と
自分もそうなるのでは?と心配していました。

実際には、そんなことも言えないくらいに痛くて
気を失いかけ系だったみたいです。

それを見ていた旦那の方がトラウマになったとか・・・(笑)。

助産士の友人に聞くと、日本でもいろいろあるみたいですね。
本当に出産は三者三様ですからね。


さてさて、友人は桜の季節に間に合うようにと
出産後2ヶ月で来日と言う強行日程!

この時、すでに実家の山口県で1週間程過ごし、
飛行機で東京に戻ってきたばかりでした。

慣れない外国での出産で、彼女は相当お疲れだったようで
実家ではほとんど寝ていたそうです。
そうですよねー。
2ヶ月ってハードだわ。

イタリア人のお父さんと、日本人のお母さんを両親にもつ娘さん。

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かわいい!

今のところ、お父さんに似ているらしく、
目の色もブルーというか緑というか素敵な色でした。

旦那様のご家族は、日本人の血が入るという事で
オリエンタルな顔の子が産まれてくる!と
すごく期待していたようなんですが、
現在はかなりイタリア~ンな容姿です。

ただ、イタリアにいるとすごく日本人ぽく見えるらしく、
日本にいるとイタリアンに見えるので、
生まれながらに無国籍な感じだそうです。

そして、モンゴリアンな彼女は蒙古斑があるわけなのですが、
もちろん家の娘もあるのですが、
これはモンゴリアン以外にはないことなので、
イタリアでは気をつけないと
幼児虐待の痣だと思われてしまうそうなんです。

なかなか、意外なとこが違っていて人種って不思議ですなー。


この日はおそばを食べたのですが、
お箸も上手に使いこなす旦那様のミケーレ。
しかし、ヨーロッパでは音を出して食べるのがNGなので、
おそばは結構緊張するらしいのです(笑)。

Photo_14

彼は大道芸人で、とってもユニークで器用な方なのです。

ヨーロッパを拠点に子ども相手にお仕事をしているので、
とっさの発言が小学生レベルでおもしろいのです。

昨年は、手帳で有名なモレスキン(MOLESKINE)のCMにも出演していました。
ミケーレのMOLESKINEのコマーシャル映像。

http://www.youtube.com/watch?
v=nHf7etYKtKU&feature=PlayList&p=DDE28652CE2C3316&index=2

http://www.youtube.com/watch?v=UYBycGbB4WU
http://www.youtube.com/watch?v=Hwbkbld9nis&feature=related

首のすわっていない2ヶ月の赤ちゃんなのです。

Photo_15


あかちゃんの入っているスリングにはこのバッヂ!
「パッと出た!」(笑)

Photo_16


家の娘がグズグズしだしてくると、あやしてくれるのです。

Photo_17

ミケーレは次回の公演の道具を調達するためにハンズを下調べ。

イタリアにはない素材達に活き活きしていました。
ミケーレは大道芸や手品は一通りできるのですが、
特にオーケストラにみたてたシャボン玉のパフォーマンスを得意としています。

病院で病気の子ども達を励ますクラウン(Clown)ドクターでもあるのです。
ヨーロッパを拠点としたスイスのテオドア(THEODORA)財団のメンバーなのです。

ミケーレのパフォーマンス。
とっても素敵なパフォーマンスなのです。
(友人のいずみちゃん撮影)

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たのしそー!
ぜひ日本にもきてパフォーマンスしてほしい!

娘にも見せたいものです。


むっちむちな娘と、2ヶ月のほかほかの赤ちゃん。
(赤ちゃんの髪の毛はミケーレが撚るのでキューピーになっています。)

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家の娘、大きくなったなあー。

今回、友人のいずみちゃんの写真がないのですが・・・。
実は、やはり産後2か月の旅はハードで、
会っている時に体調を崩してしまい、
新宿の某デパートの素敵な医務室でお休み中でした。

ミケーレは「デパートの中に病院がある!」と驚いていました。
日本って本当に行き届いているわー。


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