福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

「新年」

2012年01月11日 | 過去のBLOG記事

旧年中は大変お世話になりました。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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今年も毎年恒例の、初日の出を見て参りました。

そんなに寒くもなく、日の出自体はすっきりとは出ませんでしたが、
一応見る事ができました。

今まで、自転車で行って獄寒な初日の出でしたが、
娘参加とともに家族に車で送ってもらうようになり、
快適な初日の出参拝となっています。

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正月は、実は喪中でして、
神社のお参りは控えたので、
初日の出くらいが新年らしいことでしょうか。

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喪中といっても、主人の祖母。

享年105歳の大往生で、1月に亡くなられたので、
喪中と言われる10ヶ月は越えており、
やんわりと喪中にさせていただきました。
(「福井利佐」としては年賀状は出させていただきました。)



さてさて、新年も早10日を越えてしまいました・・・。

年末あたりから振り返ってみようかな~と思っています。

しばし、おつき合いください・・・。


年末は、仕事がギリギリで、
帰省にお持ち帰りか!?という状況でしたが、
なんとかそれは免れ、晴れて仕事は持たずに帰省出来ました。

年の暮れ、イタリアの知人から娘にプレゼント。

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ルーシー・リーの「波」の絵本(イタリア語版)。
イタリアンなブリキの独楽。
奥のチューブは、靴磨きクリームでも歯磨き粉でもなく(笑)、
マロンのクリーム(食べ物)。
あと、私の大好物チョコレート。


ブリキの独楽は、友人のイタリア人の旦那さん
が幼少の頃よく遊んでいて大好きだった物らしくて、
イタリアではメジャーな独楽らしいのですが、
一見どうやって遊ぶのかわからず、
箱についていた絵なんかを眺めて、
イタリア語をなんとなく眺めて考えていたら・・・・

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娘、回してた!!!

真ん中の棒をひっぱったり押したりする物だったらしい!

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こどもってすごいわ。
と思った瞬間でした。

ただひっぱるだけではストンと落ちてしまう棒なのですが、
グッと押し込むとグルングルンと回り出すのです。
単純な動作ですが、そういうのほど結構楽しくてやみつきです。


北海道のアーティスト前田麦さんから、
毎年恒例になりつつある「蟹」も届きました!

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一気に年末ムード!
おいしかった~。

ありがとうございます。



そして、車で迎えにきてくれた父とともにまずは静岡に帰省しました。

途中、グラムを筆頭に
娘、私も車酔いでもどしてしまい
(娘の処理をしていたらもらい ○○・・・。)、
大変な事態がありましたが、無事に帰省。

おかげでグラムは、着くなり全身シャンプーで
切りたがりな私も、念願のカットをほどこして
愛され犬に生まれ変わりました。


今回の家族忘年会は、福井家がよく訪れていた海鮮料理屋さん。

美味しい!!!

海鮮物サイコー!!

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何度か申しておりますが、
兄が幼き頃からサカナくん的な日々を過ごしていまして、
ここの大水槽で泳ぐ海のもの達(料理待ち)を
ベッタリとくっつい て眺める兄、
カサゴの姿揚げ、サザエ、蛤など、
何ヶ月かに一回の家族の贅沢な夕食で、
思春期的な時期もこれの為には家族が集まるみたいな日でした。

いつしか、その催しはなくなり、本当に久しぶり。

でもまだお店が健在で嬉しかったです。

当時、カサゴの姿揚げは兄だけが注文するメニューで、
それが運ばれてくると、
まずそのお姿をいろんな角度から眺め、
そしてどこから食べようか考え、
頭の先から尾まで、くまなくペロリと平らげる様を
そんなに嬉しいんだ~と見ていた自分を思い出します。
(私はそんなに食べたいと思わなかった)

現在はなくなっているメニューかと思われます。
復活のぞむ(兄切実)。


そして、いとこの娘2人と娘を連れて、
女子3人を公園で走らせました。

まあ、よく遊びます。

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なに、この小さき者達。おもしろくて興味深いです。

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2ヶ月違いのはとこは、滑り台が大好き。

それに対して、大アトラクションは敬遠するが、
ブランコが好きな娘。
しかもなんだか上手に乗れるのです。

本当に、はとこの子も含めて子供達の成長を感じた時間でした。


この後、年末恒例の焼津お魚センターにも女子3人を連れて、
私、主人、父とそれぞれに分担(だっこ)して 行って参りました。


こちらが戦利品。

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さざえに、蛤!

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兄が料理してくれました。

美味しすぎて、主人と父の日本酒が進んでいた模様です。


そして、翌日は元日だったのです。

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「波」について、イタリア知人の絵本で予習していたので
興味深げな娘でした。

(余談ですが・・・。
 父がかけている水色のチェックのバッグ、
 私が高校時代に使っていた物なんですけど・・・。)



毎年、静岡の浅間神社に行くのですが、
神社系は控えた方がいいというお義母さんからのお言葉で
今年は控えて、ダラダラまったりすごしました~。


そして元日は、こちらも恒例の元日名古屋移動です。


名古屋では、娘移動の必須アイテム「スリング」を
忘れるという事態に振り回され、デパート巡り。

意外と売っていなくて、
一回簡易的なものを買ってみたら、意外に使えず、
もう一回別物を購入するハメに・・・。


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写真は名古屋のデパート街の前に連なるセントラルパークの一角。

車移動の方達には無縁なんでしょうね~。
東京電車生活だと、とっても役にたつのです。

娘もスリング好きで、手で抱っこするだけよりも
安心するらしく、すぐに入りたがります。

片方の肩にかかる負担はハンパないですが・・・。
ベビーカー移動は大変だし、意外と乗ってくれないですからね。

名古屋では、神社じゃないからという理由で
「大須観音」にて護摩木を焚いてきました。
(これも毎年恒例)

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そして、今回はさらに主人の母と1泊の小旅行へ行きました。

今まで、お婆様の介護があり、長く家を空けれなかったので
一緒に旅行する事などなかったのですが、
ようやく実現。

犬山ホテルにて。

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私は露天風呂に娘と入れて幸せな時間が過ごせました。
娘は初体験で、緊張の面持ちでしたが、
楽しめたようです。

ロビー。

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ここは犬山城が真ん前にある老舗ホテルです。

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敷地内には、織田信長の実弟が作った
茶室も京都から移築されていました。

もちろん、犬山城へ行きました。

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犬山城からの眺め。

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木曽川が悠々と流れています。

小さいお城なのですが、
ここから敵の責めてくるのは一望出来る眺めと武器庫など、
戦国時代に建てられた面影は感じられます。

国宝の4城(犬山城、彦根城、姫路城、松本城)の
中では最も古い城だそうです。

そして、こちらは最近まで成瀬家の
個人所有のお城でした(平成16年に財団法人)。

主人のお母様は、成瀬さんの娘さんだか誰かと
学校が一緒だったのか
小さい頃、このお城で遊ばせてもらった憶えがあるそうです。
贅沢~。
城で遊ぶってどういうこと~?

そして、家系図があるのですが、
天文6年(1537年)の織田信長の叔父にあたる
織田与次郎信康から成瀬家になるまでは、
名前だけの家系図なのですが、
成瀬家から(元和3年 1617年)は肖像が残されています。

こちらに注目~!

1代目成瀬隼人正正也(←読み方不明)~3代目まで(右から順に)。

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4代目~6代目(名前は割愛)。

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7代目~9代目(明治4年)。おっ写真に!

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そしてそして10代目~12代目。

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最後の成瀬正俊さん(故人)!
ウィスキー片手に!ですよ。
時代だわ~(笑)。


おもしろかった。
全国の城写真のお部屋とかありました。

犬山城を後にし、
共通券でからくり資料館に行けるそうで
行ってきました。


わーい。

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こういうの大好き~。

おもしろいな~。


からくり体験。

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大物のからくり人形から、小物の郷土玩具までいろいろありました。
1室に凝縮されているので、さくっと見れます。


わりと充実した犬山城を後にし、
この後は犬山モンキパーク(世界サル類動物園)で、
サルのみ堪能して参りました(笑)。

その様子はまた後日・・・。