Pog本を使った新馬戦馬体考察


出馬表の情報が少ない内に 必然的に対象は地味血統が多めになります

馬券購入も新馬/未勝利戦のみです

その2~実例を用いて

2014-04-30 22:49:38 | 競馬
フローラステークス上位馬をA群B群として馬体分類します

(マローブルー・イザベルの写真は見つからないので除いて)

A サングレアル マイネオーラム マジックタイム

B ブランネージュ マイネグレヴィル ニシノアカツキ

物凄くシンプルに説明すると

A群はスローでキレる可能性が高い

B群は切れる可能性がAに比べて低いのでペースの遅い外回りの新馬などでは苦戦する

但し馬体がどうであれそのままレースに出るとは限らないので

各馬ごとに馬体以外の要素でも補正をしていく必要があります

もしこの上位馬達が今回と同じ条件で「新馬戦」をするとして

馬体通りの走りを期待出来るのはサングレアルとマジックタイム

前者は調教の動き云々に関わらず1人気確定で条件も合う「とばない人気馬」

後者は今でこそ馬体を確認できるもののPOG本には載っていないので買えない → よって見

こんな思考で馬券を買います(見ですが)

まだまだ浅い経験ですが今まで見てきた印象からすると

芝の中距離で安定して活躍する可能性が高いのはA群に属する馬が多い気がします

あの最強馬も少し前に引退したあの馬もやはりA

Bでも活躍馬は出ますが安定感に欠けるのと怪我をする馬も多い印象

Aが効率的に走っていると例えるならBは非効率

それでAと互角に渡り合ったり勝ってしまう力を持っているのは凄いですが馬体にかかっている負担も大きい そんな理解をしています

ここまでの書き方だと悪い印象ばかりのB群ですが勿論そんな事は無く

B群は要はスローで終いだけの脚を求められると不利なだけで逆にペースが速いクラスに上がる程A群との差が詰まります

正に今回のフローラステークスがそんなレースで

(12.9-11.8)-11.7-12.0- 12.3-12.0-11.8-11.5-11.5-12.5

テンは遅めもそこからは殆ど緩まず直線に入る前からスパートがかかったレース

このレースに「キレる脚」は必要ありません

B群で活躍する馬は「止まらない」が売り スタミナです

ただそれを馬体で見極めるのが非常に難しく

またA群での馬体以外の要素での補正がこちらではしにくい

フローラで記事にしたムードスウィングスはA群

馬場が特別速い訳では無かった中で

2分ピッタシの勝ち時計

と予想よりかなり速くなり

後ろにも十分チャンスのある展開の中で後方から差してあれしか脚が使えなかったのは

初めて体験する速いペースについていくだけで消耗してしまい脚が残っていなかった のかもしれません

今回機械的にA・Bと分けましたが

お察しの通り実際は2つの分類に納まるほど単純ではなく

あくまで導入ということで

例えば今回のフローラで3着のマイネオーラム

分類ではAですが成績は今回の様な逆のペースで良い傾向

矛盾するじゃないか!

とここで登場するのが馬体以外の要素での個別補正

これによって新馬の時点から「そう」なることも予想出来ます

それが出来ないのがB群

指名馬にはなるべく地味な血統でA群馬体の馬を選んでいこうと思います
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やたらと下のクラスが好きな理由 その1

2014-04-27 16:43:08 | 競馬
当初から書いているように

基本的には中距離以上の芝 新馬 未勝利を馬券の中心にしているのですが

それには理由が

結論から先に書いてしまうと

「ペースが上がる程に馬体論は無力」

だと個人的に考えているから

まずハイペースをどう定義するのかも難しいですが

例えば中距離なら前半に10秒台

もしくはそれに近いラップが入る

とか

中盤の緩みが少ない とか

全体の仕掛けが早く最後は馬の踏ん張り比べになる

ような展開 とか

一時ハイペースに強い馬体としてホワイトマズル産でよく見られる 腹袋 に注目してみたことがありますが

矛盾する事例が多く説得力に欠ける

また基本ハイペース 踏ん張り比べのダートや短距離で強い馬を見ていても

なかなか規則性が見当たらない

筋肉量?内臓?

いくら筋肉があっても弱いのは弱い

内臓は確認手段が無いためお手上げ

馬体を見てハイペースとスロー 相対的にどちらが向いているかは予想出来ても

ハイペース向きだったとしてもどれくらい強いのかはわからない

そんな状況に陥ります

当然クラスが上がれば逃げる馬もきちんと「逃げ馬」として自信を持って逃げるので自然とペースが上がり 騎手も積極的になります

対して新馬や早い時期の未勝利

まず「逃げ馬」が逃げるとは限らない

脚質が定まっていない各々が牽制し合う中で

まわりが遅く偶々押し出される形で先頭にたったり

また騎手心理としても競馬経験の浅い時期から激しい競馬はさせたくないと考える可能性が高い

実際以前

ある騎手が自分のレースを解説する番組で新馬戦の解説の際にそのような事を話していました

また依頼主である厩舎側も同様の考えを持っている可能性が高いと

負担をかけない為のスロー という雰囲気が暗黙の了解と化している中でのレース

やはりスローになることが多いですよね

ではスローとは

1000mを62秒だの3秒だので通過し

終いにかけて加速していくレース展開 そんな理解

テンから終いまできつい流れで「馬の総合力」が求められる上級クラスとは違い

新馬戦は「1000mを62,3秒台で走ったあと残りの加速過程を上手くこなす」器用さが求められるレース

こちらであればある程度馬体で見極めが効く上に

馬の力以外の要素でも順序付けが出来るので

新馬未勝利を好んで買っています

なぜ突然こんな記事を書いたかというと

つい先ほど終わったフローラステークスを見て

改めてハイペースの馬体を見極めるのが難しいか痛感したから

やはり馬柱を見ながらの予想は合っていないようです

次回記事ではフローラステークスの結果をふまえての実例考察に移ります
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ちょこっとメモ

2014-04-26 23:03:28 | 競馬
フローラS の

ムードスウィングス

馬体印象 マイルは忙しいか

加えて小回りよりも外回り向き

東京コースでは馬券になっていなくても確実に34秒台前半で上がって来ており

また今の東京は異常に速い京都の馬場とは違い標準的な馬場で収まっているので

今回とは違う距離とはいえ上がり負けしている過去の戦績も気にしないで良いか

距離延長 広いコースで更なる前進を

最内枠に入ったデルフィーノにも似たような説明が出来るんですが

この枠だとどんな競馬をするか想像しにくいため

「決まったレース型」を持っているムードスウィングスを選択
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迫る!!

2014-04-18 22:26:50 | 競馬
先週末は以前から誘われていたゴルフへ

約10年ぶりのコースで緊張しまくりでしたが

自分のレベルにしてはかなり健闘でき上機嫌です

んな事はどうでもいいとして

気付いてみれば4月も半ばを過ぎて

5月も近いという事で遂にこの季節がやって参ります!!

そう!(?)

POG本の発売

各紙発売日などの発表もされており楽しみ

「もちろん今年も出します!」

ですって

嬉しい事言ってくれるじゃないですか

本の出来がその年の回収率を決めると言っても過言では無いくらいなので

毎年この時期は変なテンションになります

本当に各紙性格の様なものがあって

一番王道なのが GALLOP POGさん

馬体写真の数がとにかく多いので

自然とメジャーでない血統馬でもさらっと掲載してくれてます

今年でいうと唯一パシフィックギャルの馬体写真なんかを載せてますね

青本は写真数は↑に劣るものの↑と同じ馬を取り挙げたとしても

違う角度から撮った馬体写真を載っけてくれたり

マイナー血統もけっこう載っている印象

最近で言うとその年のPOG本で唯一ローブティサージュ の馬体写真を載っけていて自分が指名するきっかけを作ってもらったので勝手に贔屓してたりしてなかったり

ただ前も記事で書きましたが

ステファノスとサトノアラジンの写真が逆なのは頂けなかったです笑

黄(丹下)本、黒本は馬体写真が綺麗な印象 立ち写真と言うんですかね?

黄本でいえば去年は ザラストロ 今年だと フェルメッツァ

黒本だと ピオネロなんかの馬体写真を唯一載せていたと思います

いかにも渋い感じですよね

写真一つで本当に印象が変わる馬もいるのでどの本も欠かせないです

各紙発売まで更新は少なくなると思いますが

発売日以降はうるさいくらいの更新になるかもしれないのでよろしくお願いします
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カロンセギュール12

2014-04-03 22:41:57 | 競馬
母は未勝利・500万のダート2勝

初仔(フジキセキ)はダートで2戦9,16着

父ゼンノロブロイの第2仔

藤沢厩舎予定で売れ残り?

と調べたらそういう事でした

加えて血統背景の割に一口価格がその年の東京サラブレッドクラブさんで3番目に高い12万円

いくら厩舎が良くても・・・ということでしょうね

ですが

日々更新される馬体写真を見ると

その強気な価格設定も非現実的ではないかも・・・

非常に良い馬体

もちろん芝で

有名でない母

活躍している兄弟もいない

父も名前だけで人気するタイプではない

レースに行っても過剰には人気しなさそう

指名する上で最高の条件

今年の指名馬枠の一つに
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