リリーの備忘録

日々の生活の記録を綴ります。

なぜ君は総理大臣になれないのか

2020-07-13 20:51:30 | つぶやき

こんにちは。

7月11日(土)に学生時代の先輩Aさんと観に行きました。
Aさんのお子さんは小川議員の同級生でご近所。私は選挙区が異なるけど同県。
120分が、あっという間。

大島渚監督の次男、新氏が小川淳也国会議員の初出馬から17年に密着したドキュメンタリー映画。
志が高く、地盤、看板、カバンなしのまじめな青年が官僚を辞め、32歳で国会議員選挙に立候補。
五度の選挙で一度しか選挙区で勝てていない。誠実で使命感があり無私で社会を良くしたいという思いを持っていても日本では世襲が多くなかなか勝てない。
常勝は、親族が地元新聞社とテレビ局のオーナーの平井議員。
(まるで韓流映画みたい←観たことはないけど)
直近の2017年の選挙では美容院を経営する家族一丸となって戦った姿には心が温まった。
票差は少し縮ったが比例区当選は発言力や発言の機会も少ないのでどうしても選挙区で勝ちたかったが、勝てなかった。
大臣になるには当選回数で決まるらしい。
そう言えば、なぜ逮捕されるような違法行為をした河井議員(広島)が法務大臣になれたのだろう。
河井議員に渡された一億五千万円政治資金も元は私たちの税金。
他にも、被災地でおんぶされて視察した務台元政務官(長野)や曖昧答弁、桁間違いの桜田元オリパラ大臣、はんこ議連の竹本議員がIT大臣(大阪)でしかも79歳。IT理解できているの?適材適所かな? 
国会答弁で官僚の作成した文章を棒読みの大臣たちを見ていると、将来この国をこの人たちに任せられるか不安になる。
統計不正を自分で調べて、自分の言葉で鋭く切り込む小川議員の姿とは対照的。

新型コロナの初動で出遅れで(中国からの入国禁止措置の遅れなど)陽性者が増えている最中の現在「go to キャンペーン」で日本中が混乱している。
スペインの哲学者のオルテガの言葉を借りれば、大衆の世論が力を持った社会を「政治的にはその日暮らし」と表現している。
今の日本はどうだろう。

国債をジャンジャン発行して、そのうち日本の税率も上がるだろう。社会保障は?
将来、老後資金2000万円では足りなくなる。
ヨーロッパの多くの国々の20%前後の消費税に比べれば日本は低いけど、大学卒業まで授業料が無料など社会保障が充実している。

映画終了前、家賃47000円の2DKほどの広さの自宅での夕食で、茹でたお揚げを味付けもせず、いくつもパクパク食べていたシーンを見て「そんなにおいしいのかな~、私も試してみよう」とほほえましく感じながら観た。

何でも反対ではダメ🙅だけど、高度成長期の恩恵を受けた時代に育った多くの国会議員たちに任せていては、この国の未来の展望はない。
この映画を観て若い人たちにもっと政治に関心を持ってほしいと感じた。
何よりも、自分たちの将来のために。

〈注目の人直撃インタビュー〉日刊ゲンダイデジタルさんより↓

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-656794/


矢車草を全部刈り取って、短い蕾を摘んでトイレに飾った。来年まで見れないな~
いつまでも、来年があるとは思っていない。今日一日を楽しく