伊坂幸太郎：作 新潮社
映画『ゴールデンスランバー』の原作も伊坂作品。
一年以上前に読んだので少し読み返した。
主人公、由紀夫は高校２年生。
クールで優しくて、運動神経も抜群、成績優秀。
同級生の多恵子はそんな由紀夫に興味津々。
父親とケンカした多恵子は相談するフリをして由紀夫に近づく。
プライベートを根堀り葉掘り…一見完璧な彼にはとんでもないヒミツがあった
由紀夫にはなんと父親が４人いるのだった
そんな由紀夫と多恵子が事件に巻き込まれていく。。。
というお話しです
父親が４人。。。んなバカな
な設定も面白いし、アップテンポのセンスの良い会話が
面白い！
確かに父親が複数いたらどんなに面白いだろうｗｗ
真面目な父親、ギャンブラーな父親、抜群に頭のいい父親、運動神経の良い父親。
それぞれから、受けられる言葉、教育は幅広く、確かに由紀夫のような男の子が
出来上がるかもしれない。
そしてどの父親も由紀夫の父親でいたいし、どの父親も母に惚れている。
誰がすごいってこの母親だ
他国では一夫多妻制の国もあるが、多夫一婦制の方がいいんじゃないか、とさえ
思わせるｗｗ
事件は最近欠席続きのクラスメイトの家を多恵子と由紀夫が訪問する事から始まる。
巧妙に練った伊坂マジックは長い話しをも楽々と読みきらせる。
巧妙、絶妙。
まさに現代小説、である。
内容を書きたいがネタバレになってしまうとつまらないので書かない
書かないから是非読んでみて
もしかしたら、あの豪邸は父親が複数いる家かも
もしかしたら、あの人は悪人かも
普通の生活してるような人にそんなことが散りばめられてるのかもしれません
読んだら道々、すれ違う人を見る目が変わるかもね（笑）
まだ本屋に売ってるかな？
riri さんは、読書すきなんですね。
本からいろいろ吸収してるのかな。
言葉はもちろんの事、
人のこころも敏感に察知してケアするよね。
もちろん、これまでの経験が一番とおもうけど。あとは、育った環境なのかな。
自分にはないので、憧れます。
ぜひ読んでまた、感想聞かせてください♪
本は小さい頃から大好きです。
確かに自分の中にない言葉、表現に触れる楽しさがあります。
＞人のこころも敏感に察知してケアするよね。
えぇっ！そんな事ないっす☆
結構鈍感な所もあるんですよｗ
ブログの私の文章でそう思い込まされてるだけですよ～～＾＾
ちょっと考えられないけど、あるかもと思って読むと面白そうですね。＾＾
母親も息子の由紀夫も戸惑いがないのかな？
いろいろ考えて行くと不思議なことばかりだけど、あまりririさんに尋ねるとネタバレになってしまいますね。＾＾
父親４人と由紀夫と母6人で暮らしているんです＾＾
最近の小説は設定が激しいのもあるので
このくらいならまだありえそうなレベルですね～（そーかぁ～！？）
母親も父親たちも戸惑いなく暮らしてますが
息子の由紀夫は疑問点が出てくるたびに推測したり、てきとーに流したりしながら暮らしてます＾＾
読者も思う疑問点を由紀夫を通して消化させてくれます＾＾
あ、素数も出てきましたよ！
ウィットに富んだ会話が面白いですよ＾＾
sakeさんの不得意な感情を揺るがす小説でなないのでsakeさん、好きかも☆
気にはなっているんだけどなぜか買わない、そんな作家です（笑
以前うさぎさんにも『ゴールデンスランパー』薦められたんだけどなー。。。
10年以内には読もう：壮大な計画
なんとなくわかります＾＾
派手ではないけど、私は文章のセンスが好きです♪
ゴールデンスランバーは映画を見てしまったので
読む気がしなくてｗ
うさぎさんも本好きなんだ～～＾＾
今度ブログに遊びに行ってみよ♪