浮き輪でお昼寝♪

アラフィフです。
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春先のラン

2012-04-12 | ランちゃん

今日はランの病院の日だった。

 

5月病と言う名があるくらい、春は普通の人でも心身共に崩しやすい時期。

ランも近年発病してから特にグーーン、と下降する時期だ。

 

もともと中学生の頃くらいからクラス替え、とか学年が上がる事にストレスを訴えていた。

 

そんなランは先日のブログでさらっと書いた通り最近春休みだったせいか調子が良くて

薬を減らしてもらえたくらい平常を保つのが上手になってきた。

少しプラス思考にもなれたのだと言う。

 

男のカンでも大学に上がり 環境がガラリと変わり 毎日気を使いお疲れ気味だ

 

そんな春だが、昨年や一昨年のランとはあきらかに違う。

心の中はのぞけないから、どのくらい頑張ってるのかわからないが

あきらかに違うのだけは確かだ。

 

もちろん帰ってきていつも通り 不満や愚痴を聞いて、というスタンスは変わらないが

話をしてるうちに テレビの話になったり、「しょうがないかー」という言葉で終わったり

するようになった。

 

以前のランなら 愚痴を言っているうちにテンションが高くなり、泣き出し

もうどうしていいか分からない→発作を起こしたり、収まるまで数時間を要する。

そしてしばらくは不安定な時期に入り 学校へ送り迎え、家で八つ当たり、などなど、

ジェットコースターさながらの期間に入るのだが 、

今のところ なんだか、すごく理性的なのだ。。。

いい。もちろん。いいのだ

 

今回も本人は 学校が始まり、少し不安定気味で、疲れているが

その時期を少し過ぎればいつも通り馴れてくるので(この客観的な言葉が今までなかった)、薬は増やさないで、お守りのようにとんぷく用の薬を一つ出して下さい、という事になった。

先生も「いいですね」「すばらしいですね」と声をかけて下さり

親の私からみても確かに違うのだ

 

暗い、海の底から、少し浮き上がっては、沈み、あがき また沈み、沈み、沈み。。。。

この5年間かけていつの間にか 日の光が届くところまで上がってきたのだろうか。

 

よくなりかけた時が注意だよ、っても聞く。

そう、今気を抜いてはいけないのだ。

 

ランの話しを聞いて、共感して、一緒に悔しがり、一緒に泣いて

少し、頼りない親のフリをして小さな頼みごとをして、おもいきりありがとうを言う。

 

そしておねだり下手なランが、おねだりをしたら 少し無理をしても買ってあげる。

えーー、と言いながら 似合うし、可愛いからしょうがないなっ、とおかず一品を減らしてでも

買ってあげる。

もちろん給料日前、とか 先日も買ったよね、とかの場合は無理しないけどね

 

本当はバイトをして自分の稼ぎでやりくりしたいタイプなのが分かってるから

下手なおねだりで、騙された甘い親のフリをする。

ランがほんとに調子のいい奴だったら、逆に厳しくするかもしれないな。

たぶん性格で対応が違うと思う。

ただ ランにはこのやりかたがあってるのだと思う。

 

ねえ、ラン。

もうユラユラ揺れる水面も見えるようだよ。

またちょっと沈んだって一緒なら大丈夫

沈んだって、沈んだって、また水をかき、上がっていけばいいんだから。

大丈夫だよ、ラン。