落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

噺家の噺(110)

2012-05-28 16:37:25 | 落語会

1週間のはじめは LIVEで聞いた落語の演目と噺家名を記入していきます。私の落語勉強会です。ちょっといい話などを織り交ぜながら。。。

1.鈴々舎八ゑ馬。。。「上水廻し」関西出身の八ゑ馬さんなので上方噺は水にあっています。東京の方が上方の噺口調で楽しむ機会も少ない事でしょう。「上水」の意味違いで起きるこの噺を喜んで聞いてくれました。

「天狗裁き」夢の内容が聞きたいばかりに、ここまで来るのかというくらい面白い噺になっています。

2.柳家右太楼。。。「普段の袴」普段の頭でオチがつきますが じっくり聞かせていただけました。最近力を付けてきているように感じます。

3.柳家甚語楼。。。「祇園祭り」江戸の祭りと京の祭りの違いを面白おかしく語ります。会場で笑いの渦が起きます。

「質屋蔵」。。。質屋の3番蔵にいるお化けがなんか可愛いいのです。

4.三遊亭ございます。。。「子ほめ」始めてお呼びしました前座さんです。九州出身で大学は東京です。明治学院大学の落研出身です。

それにしても「ございます」という名前はユニークすぎます。兄弟子の「三遊亭ありがとう」さんがすでに廃業してしまったので名前の由来を説明しませんと?になります。

5.古今亭朝太。。。「壷算」私が落語をLIVEで始めてきいたのがこの噺です。そして演者も朝太さんでした。いまから7年前のことです。あれからこうして朝太さんをお招きしての落語会を開催するとは人生摩訶不思議です。

「火焔太鼓」古今亭の噺家さんによってこの噺を聞く事は神聖な感じで聞かせていただいています。

6月2日「土」午後2時開演いたします「東田公園寄席」に古今亭朝太さんは出演いたします。川崎の皆さんと楽しみたいと思います。

それでは「落語と5月29日の歳時記」です。

「呉服の日」。。。江戸の呉服は贅沢禁止令によって発達してきました。小紋・絣(かすり)・刺繍も着物の柄に彩りを添えます。

落語のネタ。。。「質屋蔵」「羽織の遊び」