講談社学術文庫 600円+税
都内へ出かけた電車の中で読んでいました。
昨日のビッグニュース。ブラックホールの映像。その存在を百年前に予言していた天才アインシュタインとフロイトの往復書簡です。手紙は国際連盟のアインシュタインへの依頼から始まりました。テーマは、「ひとはなぜ戦争をするのか」。
その往復書簡について養老孟司と斉藤環の解説が付いています。二つの世界大戦、それぞれの学問の発展深化、文化の発展の新たな知見が加えられています。
平和の希求から生まれた憲法九条を守ることが、“現実主義者”のいう空理空論ではなく、いかに具体的で、また科学的であるかが、人類の文化の発展にそいながら語られています。平和のためのすぐれた理論書といっていいでしょう。
帰りは大好きな奥村土牛さん(日本画家)の自伝を読んできました。ほんとうに良き師に恵まれた方です。これって人生でいちばん幸せなことではないでしょうか。
月刊絵本「へんかしら そうかしら」の後書きを書き、eメールで鈴木出版へ。
ボクは、いつも周りに助けていただいております。感謝、感謝。
いい時に、いい本を紹介してくれました。憲法記念日にちょっとお話をすることになっていました。アインシュタインさんの話にしましょう。ブラックホール、あるんですね、本当に。マンホールはしいこさんがふたを集めていますけど、いやカードでしたね。へへへ。
ほんとうに自分ひとりでできたものなどひとつもないですね。詩友、アンポンタン、絵本のチーム。大牟田の仲間などなど。感謝しています。
ひでちゃんさま
読んでから話してね。 (^o^)
あとは宇宙に満ちているという暗黒物質の発見だね。
かなしいけれど。
そうですね。でも、わたしは「絶望の虚妄なること、希望に相同じい」という魯迅のことば胸に抱いていきたいと思います。