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詩人・絵詞作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

甑島の民話

2019年08月07日 18時04分55秒 | 日記

    発行所・三弥井書店 昭和四十五年十一月二十日 定価九八

 先日の鹿児島講演会場で、南方と社名のある出版社のカタログを頂きました。沖縄、奄美、屋久島などの本はありましたが、甑島のそれはありませんでした。継母の生地です。で古本で画像の本を求めました。中にソノシートが。「屁ひり比べ」語り手・横地のせ。本文の写真では横路のせ。ソノシートとはぺらぺらの樹脂レコードです(ここは若い方への注です)。
 8月中は漫画の本を読まなければなりませんから、読めるのは10月頃でしょうか。

 午前中は一日遅れで身体のメンテナンスへ。もみもみと鍼をしてもらいました。

 いつものように礼状を書き、それからイラストレーターKさんからメール添付で届いた絵本原画を開き、感想とお礼を。FBに書いた童謡のようなものが、いま、某社との間で。たのしみです。

 少年詩を二つ。平和の願いを込めて書いたのですが、どうやらもにゃもにゃに。


      カブトガニ

 

  こちょ こちょ こちょ
  こちょ こちょ こちょ
  神さまはカブトガニをくすぐる
  あまりにもカブトガニがかわいそうで
  (いっぺんもわらったことがないなんて)

   いくらくすぐっても
  カブトガニはわらわない
  太古のまんまのしぶい顔つき
  (こんな顔になってしまうなんて)
  神さまよりもずっと大むかしから
  この地球にいるというカブトガニ

  そのころ地球は
  ころしあいばかりだったのだろう
  だれもわらわず
  だれもうたわず
  ただにくしみのときだけがすぎてゆき

  こちょ こちょ こちょ
  こちょ こちょ こちょ
  神さまはカブトガニをくすぐる
  いちどでいいからわらってもらいたくて 

   ──おねがい 神さま。 

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