画像は少年時代によく寄っていた小さな神社です。
今日は少年詩を書いたあとは、詩集などを読みひたすら礼状を書いていました。
なんとなく
雨がふりそうになると
タヌキも
イノシシも
クスノキの下へいく
タヌキは
なんとなく
イノシシにあえそうで
イノシシも
なんとなく
タヌキにあえそうで
ふたりは
クスノキの下で
雨やどりしながら
なんとなくうれしくなり
なんとなく雨がすきになる
なにもはなさなくても
ずっとだまっていても
ともだちや絵本美術館
わたしは六歳のこどもになり
坂をのぼっていく
二十八歳で逝った母が
とまどわないように
──かあちゃん。
ふたりは木のベンチに座り
青くかすむ雲仙をながめる
──たっかねえ。
──うん、たっか山ねえ。
母は絵本を手に
ふしぎそうにつぶやく
──りんちゃんとおなじ名前の人よ。
──おれは本なんか書けん。
市内電車は諏訪川をわたる
──つぎは三川町一丁目。
母にもたれながらねむるわたしを
オオカミとキツネがくすぐる
女の子が
夕やけの空を
のぼっていく電車をみていた
市内のある小学1年生の教室のお話。
22日 大牟田市動物園への遠足、楽しみい‼︎
絵本美術館もできたばい
先生、あとみっつねたら、よかと?
いいや、あとよっつやろ?
思わず、聞いた私がほっこりしました(^^)
「ともだちや絵本美術館」、映像が浮かびます。20歳代のお母さんが見えます。少年も想像できました。オオカミとキツネと母子のいる絵、見たいです。
前に書いたのは、この神社前の階段を上っていったところにある金比羅神社です。タマムシ、カミキリムシ、セミがいましたので。この神社はちょっと寄るだけでした。
CM子さま
よかと。ばさらかよかとですねえ。( ^_^)
嬉しい一年生だなあ。クマさんにもキツネくんにも会えるでしょう。あとみっつやろ。
ひでちゃんさま
ありがとさん。旅行もせず、貧乏のまま、若くして逝った母が不憫でねえ。こうして書いています。