りんたろうのきときと日記

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『電人ザボーガー』観てきました♪

2011年11月11日 00時32分36秒 | 映画
☆『電人ザボーガー』
監督:井口昇
出演:板尾創路、古原靖久、山崎真実、宮下雄也、佐津川愛美、木下ほうか、渡辺裕之、竹中直人、柄本明

世界征服を企む悪の秘密殺人強盗機関Σによる国会議員が襲われる事件が多発。

警察が次の標的である若杉議員を厳重に警護する中、ミスボーグとΣの殺人ロボット・ヨロイデスが現われ襲撃。

その危機に、秘密刑事の大門豊と相棒変形型バイクロボット・電人ザボーガーが現われ、それを撃破。
父の敵であるΣの野望を叩くべく大門とザボーガーは、次々と殺人ロボットたちを倒していく。

そんな中、大門は宿敵であるミスボーグと禁断の恋いに落ちてしまう。
しかしそれが後に悲劇を巻き起こし、大門はザボーガーとミスボーグを失う事に・・・。
それから25年後・・・世界はますます強大となったΣの恐怖に怯えていた。
相棒ザボーガーを失い、秘密刑事も退職した大門は、糖尿病を患いながら総理大臣となった若杉の運転手として細々と暮らす日々。
そんな大門の前に、Σからの脱走者・レディボーグAKIKOと変形型バイクロボット・マシーンブラックホークを操る新たな幹部秋月玄、そしてΣの手先として蘇ったザボーガーが現れる。


1974年に放送された特撮ヒーロー『電人ザボーガー』を『片腕マシンガール』、『ロボゲイシャ』の井口昇が監督、リメイク。

父の形見である変形型バイクロボット・電人ザボーガーと共に世界征服を企む悪の秘密殺人強盗機関Σの野望を打ち砕く大門豊(青年期)を演じるのは『炎神戦隊ゴーオンジャー』の古原靖久。

大門豊(熟年期)には板尾創路。

世界征服を企む悪の秘密殺人強盗機関Σの女幹部ミスボーグには『轟轟戦隊ボウケンジャー』、『少林少女』の山崎真実。

Σの幹部で大門の宿敵・秋月玄にはRUN&GUNの宮下雄也。

Σからの脱走者・レディボーグAKIKOには『笑う大天使(ミカエル)』、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の佐津川愛美。

Σを率いる悪ノ宮博士には柄本明。

オリジナル版・悪ノ宮博士とミスボーグ。

大門の父・大門勇博士には竹中直人。

オリジナル版・大門勇博士。


『電人ザボーガー』、子供の頃大好きでリアルタイムで観てましたよ☆
そのリメイクとなる本作。
正直、ここ数年制作された特撮ヒーローのリメイク作品は散々たるものばかり。
『オリジナル知ってるの?』と疑うくらい愛情の欠片も見られない作品がほとんどで。
ましてや子供の頃リアルタイムで観てた者にとっては、その記憶は美化され、とても思い入れがあるので、実に悲しい・・・(まぁ、美化され過ぎで、今観るとあまりのショボさとチープな内容、テンポの悪さにショックを受ける事もしばしばなのですが(^ー^;)。
そんなこんなで本作も全く期待せずに鑑賞。
しかし、これがめちゃくちゃ面白かった☆

ストーリーは主人公・大門豊の青年期を描いた『第1部:たたかえ!電人ザボーガー!』とその25年後の熟年期を描いた『第2部:耐えろ大門!人生の海に!』の2部構成に。
オリジナルの独特なテンション、雰囲気、ぶっ飛んだストーリー、古臭さ、チープさを残しつつ、イメージを壊すことなく現代風にアレンジし見事にリメイク。
シリアスな内容の中に、ギャグやお色気も満載。
細かい設定や人物関係などの変更や、少々やり過ぎ感はあるものの、全然許容範囲。
何より、オリジナルへのリスペクトと愛がめちゃくちゃ感じられる。

開始早々、大門の掛け声と共にザボーガー登場、すかさず流れる主題歌に鳥肌☆
劇中、子門真人が歌うオリジナル版主題歌が流れるのも嬉しい(>_<)☆

オリジナル版後半敵となる恐竜軍団編のオマージュも盛り込まれておりニヤッとしてしまうシーンも。

CGを駆使したスピード感ある戦闘シーンは迫力あり。
ストーリーのテンポも良く、最後まで飽きる事なく観る事が。

出演陣の演技がまたイイ☆
前半・青年期編での大門豊を演じた古原靖久とミスボーグを演じた山崎真実は秀逸。

オリジナル同様、大門のブルース・リーばりの空手アクションも健在(笑)

後半・熟年期編の大門豊を演じた板尾創路もしっかり熟年ヒーローを演じており、宮下雄也演じる宿敵・秋月玄との対決も見応えあり。
後半のヒロインとなるAKIKOを演じた佐津川愛美も作品に花を添え、渡辺裕之、竹中直人、柄本明らベテラン陣も本作を盛り上げる。

オリジナル(写真右)のデザインを残しつつ現代風に蘇ったザボーガー。
バイクからロボット形態への変形は勿論の事、チェーンパンチやブーメランカッター、速射破壊銃、そして頭部に格納されている偵察用ヘリキャッツ、両足部搭載のマウスカーも登場。

本作ではストロングザボーガーも登場。

オリジナル版ストロングザボーガー。

オリジナルでは予算の都合でバイクのみだったブラックホーク(マシーンホーク)が女性型ロボットに変形☆

ザボーガーとバトルを繰り広げる。

オリジナル版・秋月玄とマシーンホーク

その他、キングアフリカ、バーナー8、エレキアンデス、アパッチドリル、海賊ジャックなどの懐かしのΣの幹部たち

オリジナル版幹部たち

殺人ロボット・ヨロイデス(本作オリジナル?)

アリザイラー

オリジナル版アリザイラー

ブルガンダー

オリジナル版ブルガンダー

ミスラガーズ

オリジナル版ではラガーズ。

ジャンボメカ

ジャンボメカ(写真はオリジナル版)などが登場。

エンディングでは本作の元ネタとなるオリジナル版の映像が。
いや~、懐かしい(^ー^)

賛否両論あるかと思いますが、僕はかなり楽しめたなぁ☆
リメイク云々抜きにしても、オリジナルを観ていた世代ははもとより、全く知らない方でも十分楽しめる作品かと☆


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2 コメント

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Unknown (シネマ大好き娘)
2011-11-11 06:18:02
おもしろそう~
シネマ大好き娘さん☆ (りんたろう)
2011-11-14 00:06:14
オススメです♪

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