其処ハカとない日報

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はたらくじどうしゃ

2015-07-08 12:01:55 | レトロ、アンティーク

の絵本、フルコンプしましたリンキチです。

絵本ネタ時、ほのめかしていた「はたらくじどうしゃ」
シリーズの絵本を揃えられました。

このシリーズは山本忠敬さんというアートディレクターの作品。
当時のくるま、実在車がリアルに描かれている作風が好きです。
有名な代表作には「しょぼうじどうしゃじぷた」があります。
はたらくじどうしゃシリーズは作、絵とも担当していますが
じぷたは「作:渡辺茂男 絵:山本忠敬」で挿絵の担当。
このコンビでの作品は他にも「とらっく とらっく とらっく」や
「パトカーぱとくん」などがあります。

このコンビ作品の中で個人的に好きだったのは「ダンプのがらっぱち」
とても懐かしい1冊。あまり有名じゃないのかなかなか中古の出物に
出会えません。ぱとくんとがらっぱちは今後の目標。


3と4はすでに持っていました。今回入手したのは1と2。
ヤフオクで賄えきれなかったのでそれぞれアマゾンの中古を。


1 のこうじばのくるま。解説、説明部分ではふりがな無しの
漢字だったり、専門用語が出てきたりでシリーズ通して一番
難しい内容と感じました。ちょっとした専門書みたい。


2 のまちなかのくるま。街中で見られるはたらくくるまが
中心。図解があって構造なども説明されていますが
1 の時よりやわらかなイメージ。


バキュームカーが載っているあたりが時代を感じます。
鎌倉ではまだ走ってたりするけど鎌倉のそれは後ろの
タンクが四角のアルミパネルに覆われていて一見すると
パネルトラックみたいに見えるので一目ではそれと
わかりずらいですが。


これもまちなかのくるま内のマイクロバス。
この描かれているマイクロバスを実車カタログ本の写真と
比べてみる。忠実に三菱ローザ、再現してます。


3 のはこぶくるま。の小型商用車たち。ノスタルジックな旧車たちは
一番馴染みがあります、個人的には。


4のしょうぼうじどうしゃ。装甲科学車の三菱ふそうFT。
ちゃんと実在車のようで実車掲載の資料本との比較。


こちらの消防車トラックもベース車両がカタログ本に
出てたので比較の図。
随分と古いモデルで1950年代のいすゞTX型。
発行時代よりかなり前の車両となります。


しょうぼうじどうしゃのきゅうしょくしゃ。 って言うのも
ちょっと違和感ですが。
日本初のFF小型トラック、いすゞエルフマイパックがベース。
実車カタログ資料本とたまたまあったマイパックのミニカーも一緒に。


忠実に描かれる主役のはたらくくるまたちの他、全シリーズ通して
たまに隅っこのほうオマケ的に動物が描かれているのも特徴的。


金額表示部分を比較してみるとおもしろい結果。
全て表記の仕方が時代時代で違います。

一番古かったのが最近手に入れた2のまちなかのくるま。
初版の発行が1975年で4年後の第12刷発行分。
\250のみ、当時のスタート価格かな。

次が4のしょうぼうじどうしゃ。初版1978年で1981年の増刷
第8刷で定価320円、ちょっと値上がり。

3番目は3のはこぶくるま。は一番最初に手に入れたやつ。
初版1977年、1994年第33刷、3%の消費税プラスで定価410円。

最後は手に入れたのも最後で2007年増刷第45刷、でも初版は
一番古い1972年の1こうじばのくるま。
本体514円+税という表記。消費税が上がっても対応できる
表記で、たぶん今買えるお値段もこれ。


おまけ。だんぷのがらっぱち画像はネットなら拾えるけど
拾いモノ画像は基本使用しないスタンスでやってるので
実車掲載資料本の写真で。
モデルの車両はボンネットタイプのダンプトラック、
ニッサンのTW50でした。

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