皐月と躑躅を刈り込んだ。
まだ花が咲いている皐月には適期だが、とうに花が終わっている躑躅には遅過ぎる。
今年1回目の薬剤散布は、例年より早く4月末に行なった。そのため、虫害に犯される前に皐月の花が咲いた。
しかし、5月末に予定していた2回目の薬剤散布を怠り、新葉を小さな毛虫が盛んに食ってる。
既に手遅れだったがスミチオンを散布した。
食害された株はみすぼらしく、毛虫と一緒に徹底的に刈り込み、無傷の株は優しく丸~く刈り込んでやった。
葉裏が粘る大型の躑躅には、オンシツコナジラミがウンカのように発生し、煤病を誘発し、葉が黒ずむ。
万能薬スミチオンも専門薬アクリテック乳剤も効かず、暑い日に株を揺すると、埃のように舞い上がる。
ところが1回目の薬剤散布の時、オルトラン粒剤を根本に撒いてみたら、全くオンシツコナジラミが飛び立たない。
薬が根から吸収されて葉に行き渡り、ヤツラは葉から樹液を吸えず、増殖できなくなったらしい。
スミチオンを噴霧する時、うっかり風下に立つと全身にスミチオンを浴びる。最近、体力が衰えたのは紫外線の害よりもスミチオンの薬害が体内に蓄積されているからだろう。
しかしオルトラン粒剤を根本に撒くならそういう危険はないし、濃い薬液を希釈する面倒や水道電池代が省ける。
結局、万能薬と言われるスミチオンの噴霧より、オルトラン粒剤散布の方がトクであった。
オルトラン粒剤はアブラムシが付く梅や桜、青虫が付く梔子にも効果があった。
今後は皐月や躑躅ほか、恐ろしい茶毒蛾の毛虫が整列する椿などにも使うつもりだ。
温室粉虱の写真2枚▲は「ウィキ」と、
「花の館」さんの「オンシツコナジラミ駆除徹底ガイド」から拝借しました。
昆虫の幼虫(特に蝶)ってなぜあんなに忌わしい姿をしてるのでしょうか。
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殺虫剤、便所の長刀の話をすると座が盛り上がります。
今でも時々自分のことのように話ますよ。
そんなに苦手なら お宅へ出稼ぎに行っても ようござんすよ
親方ひとりですから 給金は 普段 小肥り旦那が食べている ゼイタクな昼食で 結構です
だけど 今日の この蒸暑さは常識破りですな
こういう日は コメントに返信するのが ヤットコサです
頭 剃ってしまいたい