きのうは母の日だった。
毎年、母の日前後に思い出し、聴く歌がある。
それは、
である。
ドボルザークが作曲したこの歌を初めて聴き、心打たれたのは今から半世紀も前だった。
LPレコードでは、スペインのソプラノ歌手ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘルスが、ドイツ語で歌っていた。
亡くなった母から、歌を教わった記憶はない。母が歌うのを聞いたこともない。
それでもこの歌を聴くと、当時、歌う余裕なぞなかった母を思い出す。
曲はジプシーの旋律が入っているそうで、愁いを含み美しい。
そして歌詞はごく短く、深い。
Youtubeでは多くの歌手が歌っておりますが、50年前、初めて聴いて感動させられたのは、アンヘルスの歌でした。
歌詞の日本語訳はこちらをご覧ください。
170515
この歌を聴くと 大抵の人の涙腺が緩みますね
誰にも 母親は特別な存在のようです
孝行をしたい時には母はなし
亡母を思い出す度に 後悔しております
大丈夫 思い出してくれますよ
綺麗に手入れした芝生の上で 焼き芋パーティをする度に
すみません
白い写真は婦人肌着の通販サイトから 下の写真は花屋さんの通販サイトからお借りし パソコンで加工したものです
母が亡くなって44年(父は28年)経ったが懐かしい想いはいつも。
あと何年か後には会えると思うが、それまでは精一杯がんばろう。
後に置かれた深い色合いのカーネーションに、
母上への思いを勝手に偲んでいます。
あの歌の哀調は、亡き母を思う時の多くの人の気持ちなのかも。
BB亡きあとは、たぶん、ゼンゼンそうならない気がしますけどね。