「獲物」 森男
「林住記」の書評は本の広告を読んだだけで、ツベコベ書いたりする。五木寛之先生の「林住期」がそうだった。
本の全体像を紹介する場合は、腰巻を。腰巻の数行の文字で、本1冊読んだ気になる。
実は吉本のお笑い芸人も、いい加減かと思っていた。
ところが紀香さんは獲得するは、本の批評はするは、と偉いものだ。
笑い飯・哲夫(吉本ですよね)という知らない男が、大谷崎の「痴人の愛」を紹介している。
これが分かり易くて親切で、いいんですね。
物凄いところは、この小説を恋愛小説ではなく、「変態小説」と決め付けていることだ。
更に、特にお薦めするところは、「やらしさ」であり、18歳未満の少年少女に薦めたい。また、お金の大切さを痛感出来る、恋愛にはお金が大切なことを理解出来る、などと指摘している。
森男はご破算以来、まだ10歳に達していない少年である。
金儲けを忘れて、「林住記」執筆にうつつを抜かしている変質少年である。
だから「痴人の愛」は、渡辺淳一先生よりも先に、読まなければ、と。
▲記事は6/10朝日朝刊から。
『獲物』・・・
いろいろ、考えちゃいました。
暗雲?!かなぁ~・・・どちらが獲物?!かなぁ~
獲物として狙ったものが・・・気が付いたら、獲物にされてた?!・・・とか。
それとも、憧れ?!・・・
なんだろう??!・・・・・勝手に解釈させて戴きました。(謝)
森さんは、私の息子ともしかしたら同級生くらいだったのかな?!(笑)
でも、ウチの息子には、まだ、谷崎文学は読ませる覚悟はできていないので、母が先に読んでみたいと思って。。。。。実は。。。そのぉ。。。今日、買いに行っちゃいました~!(笑)
図星。憧れです。腕ではなく森男のハートにするべきでした。
なお、暗雲ではなく、大波のつもりなんでした。
それにしても、襲われるのを待ってるなんて、ナサケナイものです。