ringoのつぶやき

音楽、ガーデニング、株、社会経済政治、etc・・・・日常の色々なことを書きたいと思います。

アップル対サムスン(4)iPhone銘柄の変質(迫真)

2013年05月31日 07時07分55秒 | 
韓国サムスン電子の新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS4」の日本発売を控えた5月22日。村田製作所の執行役員、中島規巨(51)は蒸し暑さが増すソウルにいた。スマホ用の無線識別装置や極小コンデンサーなどでトップシェアを誇る同社。中島はサムスンが開発中のモバイル端末に部品を納入するため2週連続で出張している。「常に即断即決」を迫るサムスンの問い合わせで、日本でも中島の携帯は昼夜休日を問わず鳴り続ける。
 村田にとって米アップルは最大の得意先だがサムスンの存在感が日増しに強まっている。村田社長の村田恒夫(61)が愛用する端末はサムスンの「ギャラクシーノート」。名前が刻印された特注品だ。
 米アップルの「iPhone(アイフォーン)5」で部品点数の4割を占めるとされる日本の部品メーカー。アップルの成長とともに株価が上昇してきたiPhone銘柄だ。だが、年初にはiPhone5の伸び悩みでアップルからの部品発注が減り部品各社は逆風にさらされた。今は過度のアップル依存がリスクとなり、他のスマホメーカーには調達機会が広がる。
 アップルがiPhone5を発売した昨年秋以降、中小型液晶パネル最大手、ジャパンディスプレイ(東京・港、JDI)社長の大塚周一(61)は毎日のように中国や台湾から客を迎える。中国の華為技術(ファーウェイ)、中興通訊(ZTE)、台湾の宏達国際電子(HTC)などスマホメーカーの調達担当者だ。用件は同じ。「iPhoneを超えるパネルが欲しい」
 iPhoneが使う高品質パネルはJDI、シャープ、韓国LGディスプレーなど数社しか供給できない。品質より価格を重視してきた中国、台湾勢が高品質パネルを求めるのは先進国市場でも攻勢に出るためだ。原則として自社部品を使う韓国サムスン電子もスマホ用パネルの供給を打診したことがある。
 大塚は「アップルは重要顧客だが、持続的な成長には世界中の顧客からの注文が必要」と話す。年初にアップルの発注が減ったときも多様な取引先からの受注で乗り切った。
 拡大する市場でスマホメーカーの顔ぶれも変わる可能性がある。長年、業界を見てきた村田は言う。「誰が勝つか予測できない。今、発注が少ないメーカーでも取引をおろそかにしない」。アップルの発注もかつては少量だった。(敬称略)
【図・写真】スマホメーカーは高品質の液晶パネルを奪い合う(千葉県茂原市のJDIの工場)
『株』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« ドコモ、旅行業に参入、JT... | トップ | 先行指標の豪ドル/円が上昇ト... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事