外為市場のテクニカルで、短期的な節目メドの参考になるのがフィボナッチ分析だ。
ユーロ/円は10月末以降の直近ユーロ高値を100%、直近ユーロ安値を0%とした戻し率(ユーロ反発率)で、23.6%戻しの100.45-50円を巡る攻防となってきた。
このまま上抜け定着できれば、32.8%戻しの120.60-65円、50.0%戻しの104.30-35円などが上値ターゲットに浮上。まずは100.45-102.60円を中心としたレンジへの上方修正に移行してくる。
反対に100.45-50円の上抜け定着に失敗すると、レンジの上方修正に失敗。改めて直近安値の97.00-05円方向が下値メドとして意識され、97.00-100.50円の中心取引レンジが持続する可能性を秘めている。