北京(ダウ・ジョーンズ)中国石油天然気集団(CNPC)が新疆ウイグル自治区に保有する油田では、2015年まで
に年1300万トン(日量26万1000バレル)の原油を生産する予定だ、と国営の新華社通信が20日に報じた。
また、CNPCは19日付の社内報で、同油田の年初来の生産量は319万トンとなったとした上で、生産量のピークは
2008年の1221万トンだったと指摘した。
新華社の記事によると、新疆油田の過去5年間の可採埋蔵量は年平均ベースで8000万トンだという。
本土西部に新疆ウイグル自治区に位置するこの油田は、同地域で初めて、2002年に年間生産量が1000万トンを突
破した。
新疆油田ではこれまでに3億0070万トンを生産しており、生産量では大慶、勝利、遼河に次いで国内4位の生産量
を持つ。
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