蛇足さん 2012/10/18 14:01 のつぶやき
8500円まで下落したあとに窓埋めのリバウンド相場が起こりました。8700円台に窓がありました。その上昇相場が始まった途端に、スペイン問題で首脳会談が開かれることで、スペイン問題が進展するのではないかというプラス要因、米国の経済指標が良かった事、10月の日銀の金融政策決定会合でETF買い上げ資金などの金融政策が実施されるとの見方、新しい中国の主席と首相が中国景気を良くするために大胆な政策を実施するだろうという予測、11月の大統領選挙が終われば4年間の新たな戦略が出てくるのではないかとの期待感、中国の7~9月期のGDP発表を好感、などプラス材料が次々と出てきたことが上昇相場に繋がったと思われます。
つまり、現在のプラス材料に将来のプラス材料が重なったことが9000円まで上昇した要因と思われます。
過去の動きを見ますと、上昇も下落も長続きしないのが今の株式市場ですが、今回はどうなるのでしょうか?
いずれにしましても、この相場では「何時、上昇に転じるか、何時、下落に転じるのか」が分からない相場ですから、相場の方向性が分かるまでは「待つ」しかないと言うことになります。何故ならば、勝つ事も重要ですが、それ以上に「負けない事」が重要だからです。