しぜん悠々

野山と友達

中央アルプス三ノ沢岳

2018年07月17日 | 
駒ヶ岳千畳敷の宝剣岳の西側に独立して鎮座ましますのが三ノ沢岳。昔から存在は知ってはいたが、一度下って登り返すその姿が大変そうでよけていた山。今回山友のN氏が『花がきれいで人も少なく気に入っている』との話から、ではと思い切った。重い腰を上げたのは登り返しの山もあるが天下のロープウェイは混雑極まりない、しかも花の時期は夏本番。やはりすごい、5時に駐車場に行ったがもう行列。が順次増発し、実に手際が良くカール駅には7時についた。極楽平の尾根を楽しんで三ノ沢に向かう。千畳敷ほどではないが、結構楽しんでいる人は多い。今では少ないミネウスユキソウ
の可憐な花を第一歩に、咲き始めの高山の花を十分堪能できた。それに素晴らしい展望も満喫。が、暑い暑い暑い!


岩の姿が良い宝剣岳 そして雲海に浮か北岳・間ノ岳、農鳥岳か?その横に富士山

稜線手前のお花畑

エーデルワイスに近いウスユキソウ

三ノ沢岳

直下のチングルマ

乗鞍高原

2018年07月07日 | 
近年自然界も様子がおかしい、このほどは大雨で全国各地に被害をもたらしている。山の花々も咲く時期の予測がつかない。過日十文字峠のシャクナゲを見に出かけた。マタタビの花が咲き山は初夏の気配。今年は早く5月下旬に咲いたという(帰り道で小屋の方に会い聞く)残念。爽やかな森林浴を楽しんだ山行となった。
 さて今回は乗鞍の林道が肩まで開通した7月の一日、滝見物としゃれた。三本滝はそれぞれ表情を変え見事にその雄姿を見せてくれた。牛留池で休憩をとったとき、池に端に白いものがいくつか見える。〈今頃の大きい花は何だろう〉と横の掲示板を見ると・・なんとモリアオガエルの卵!丁度産卵の時、大感激である。知ってはいたが初めて見る。それとルリイトトンボ。瑠璃色の4センチ程のトンボがミツガシワノ葉陰で戯れていた。きれい!と、こちらも感動。


まずは三本滝の一つの滝、そして見えるだろうか木の枝に下がっている白いもの

説明

シーズンを迎えた乗鞍岳