喧騒の痕 2012-01-19 05:17:34 | 昆虫 ケヤキの根元近くにアブラゼミがとまっていた。 よく見れば死骸に違いないのだが、まるで生きているようで驚いた。 とまったまま息絶えて、そのまま1月の半ば過ぎまで誰の目にも触れず此処にいたのに違いない。 虫も鳥もいない公園の一画に、夏の喧騒の痕だけが残っていた。
粘液の中には 2012-01-17 10:29:09 | 昆虫 ヤツデキジラミ(Psylla fatsiae) 体長4mm程度、名前の通りヤツデを寄主植物とする薄茶のマダラ模様のキジラミ。 ヤツデの葉裏の粘液の中を覗くと、幼虫が隠れている。 この粘液、ヤツデキジラミが寄生していない葉裏では見られないので、ヤツデキジラミが分泌しているものと思われる。
マツヘリカメムシ 2012-01-15 06:50:11 | 昆虫 マツヘリカメムシ(leptoglossus occidentalis) 体長15ー20mm程度、胴体も頭部も縦長で全体に赤褐色?褐色、翅の中央付近には横切るようなジグザグ状の白線斑もしくはその一部のみが残った小さい菱形状の紋があり、後脚の脛節に先端方向に広がるオール状の葉状片をもつ。 ホストはマツ類で、幼虫・成虫とも新芽、球果(松かさ)、種子などから吸汁。 北米原産の外来種で、日本では2008年3月に東京都下で採集されたのが最初の報告で、その後、都内各地や、埼玉県や神奈川県からの報告が見られ、本種が2000年代後期に外来し、2009年までには少なくとも首都圏に広く分布するようになっていたと考えられている。 寺の石碑にいた。
ヒロヘリアオイラガ幼虫 2012-01-14 10:15:33 | 昆虫 ヒロヘリアオイラガ幼虫 グリーンが美しいが、イラガは毒虫で、刺されるとピリビリと痺れるような痛みがある。 感電したような痛みなので、電気虫と言われてもいた。 暮れに撮ったものだが、是非見たいと言うリクエストが有ったので・・・
ウスモンミドリカスミカメ 2012-01-13 09:25:23 | 昆虫 ウスモンミドリカスミカメ(Taylorilygus pallidulus) 体長4-5mm程度、暖温帯から熱帯まで広く分布しており、著しい色彩変異がある事から別種と混同されやすい。 寒空の中、枯れススキの穂に取り付いていた。
ヒメナガカメムシ 2012-01-13 07:22:45 | 昆虫 ヒメナガカメムシ(Nysius plebeius) 体長4-5mm程度、灰淡褐色の小さなカメムシ。 イネ科植物の穂や、各種の花に群生しているのを良く見かけるポピュラーな種だが、セイタチアワダカソウの穂の中に一匹だけいた。